欲しいモノ、憧れのモノ、本当に必要なモノ【欲しい物リスト】

つぶやき

(今回のエントリーは完全な独り言であり、写真もありません。前段もかなり長いので、時間の無い方は、前段は読み飛ばしてください。)

このブログではモノと投資の両方を取り上げています。どちらも同じ財布から出ていますので、出費を抑えれば投資余力に反映され、モノを買えば資産が減るという、トレードオフの関係にあります。

アップされる記事の傾向から、その時々の関心の所在もなんとなく透けて見えてきますが、この相反する両輪を、上手にバランスを取りながら前進(向上)させていくことが難しさでもあり、面白さでもあると考えています。

(余談ですが、ブログのカテゴリーに「モノ」と「投資」のどちらにも干渉しない「ランニング」が加わったことは、上手く緩衝剤の役割を果たしており、精神衛生上非常に良い影響をもたらしてくれています)

モノ本来の価値をしっかり消費するためのリスト

さて、20代から30代前半にかけて散々散財を繰り返してきましたから、今は回収期に入っていると考えています。これ以上増やす必要が無いだけの数は揃えたつもり。それでも依然としてモノ選びは好きで、時々無性に買い物がしたくなります。

ただ、無計画な散財ほど無駄な買い物もなく、そういったモノに限って手許に残らずに結局は浪費だったと後々後悔することが多いもの。

“浪費”をするくらいなら、”投資”とは言わずともきちんと”消費”できる(頻繁に活用して役目を全うできる)モノを計画的に買い揃えることにお金を使いたい。

そんなわけで、いつ魔が差した時にも我に返り、計画的に買い物ができるよう作成したのが今回の欲しい物リストの主旨です。

モノの価値を見極めるための問い掛け

前段が更に長くなりますが、先日読んだ「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」にお金を使う際に意識すべき11項目が大変有用と感じており、モノを選定する際に意識したいと考えています。

正月に購入して以来、その面白さにむさぼるように読み、ほかの積読が溜まっているにも関わらずすかさず2順目に突中するなど、久しぶりに夢中になった一冊をご紹介します。 「FIRE」・・・Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)の頭文字で、雇われ仕事をすることなく不労所得だけで毎年の生活費を賄えるよう貯蓄と節約に励み、できるだけ曽早くリタイアしようとする考え方。お金の悩みから解放され、お金のために働く必要が無くなること。 (本書イントロより)若者(多くは20代)があらゆる支出を切り詰め...
  1. この買い物はどれほど私を幸せにしてくれるのか?
  2. これを買えるようになるには、いくら稼がなければならないのか?
  3. これを買えるようになるために、人生の何時間を差し出しているのか?
  4. それを買う余裕があるのか?
  5. %で見ると価格はどれくらい違うのか?
  6. 安く仕入れたり、自分のものと交換して手に入れられないか?
  7. 便利さと引き換えに、いくらお金を払っているのか?
  8. 毎年、もしくは亡くなるまでに、これに係る費用はいくらか?
  9. この商品の1回あたりの費用はいくらか?
  10. そのお金は将来、どれくらいの価値になるのか?
  11. この貯蓄によって未来のどれくらいの時間(自由)を買っているのか?

簡単に買えるモノは無頓着になりがちで、セール品には飛びつきがちですが、お得感に惑わされて目標を見失い、大きな回り道をすることとないよう、また安いモノを買ってお茶を濁すことのないよう、目標をしっかりと見据えて買い揃えていきたいと思います。

欲しいモノ その1.ペッカリーグローブ

ここ10年近く欲しいと思い続けて現在に至るペッカリーグローブ。指が短く、既製品だと指先がブカブカに余ってしまうためオーダーメイドを所望。色はブラックで。オーダーする際は恐らく前回同様、Chester Jefferiesにお願いすることになると思います。

問題は必要性。今シーズンは暖冬の影響でいまだグローブ自体の出番も無く、近年の気候変動の中、本当に必要なのかは懐疑的。

ましてやライナーの無いペッカリーグローブ、防寒性の面以外での保有意義を見出せれば背中を押してくれるのですが、無くても過ごせる贅沢品・嗜好品の部類に入るため、継続して検討していきます。

欲しいモノ その2.ライダースジャケット

似合う/似合わない、温かい/寒いの問題はさておき、憧れはずっとあります。tkjさんをはじめ、まるすけさんの八の字ライダース、オボイストさんのパクリシアと目にする機会も増えて、やはりいいなぁと憧ればかりが募る今日この頃。

ライダースという難しいアイテムをどうファッションに落とし込み着こなすか、という肝心の部分は欠落したまま、ファブリックへの関心とアイテムへの憧れだけが先行した欲求のため、手に入れた瞬間に満足してしまう可能性も多分にあり、その物欲の先にある実用性をよくよく精査しなければいけません。

欲しいモノ その3.グレインレザーシューズ

時計を買ったり靴をビスポークするためにはそれ相応の理由が求められますが、今後プライベートでメインに履きたい革靴が一足欲しい。

オフに履く短靴なんてスニーカー以外にもオールデンやトリッカーズなどいくらでもありますが、ポッテリした靴ではなく、ドレスシューズのラストでドレスダウンしたディテールのモノが一足欲しくて。

ジーンズだろうがスーツだろうが何でも合う汎用性の高さを持ち、シーンを問わずどんな場面でも履けて、小慣れた印象の齢相応にダンディーに映る靴。

・・・なんて都合のイイことを書き並べていますが、実は今後履く靴をもっと絞っていきたいという思いが反映しています。「あの服にはこの靴を合わせよう」なんて風にコーディネートを楽しむことにずいぶん前から飽き始めていて。

それよりもむしろ、人に与えられた時間は限られているのだから、できる限り自分が気に入った最良の物だけを常に身に着けていたいという考え方に変わってきています。公平に万遍なく・・・から、気に入ったモノは贔屓したっていいじゃない?という考え方への変化。

だから、シーンを選ばず、どんな時も履ける、将来自分のアイコンになるような一足が欲しくて。

そのためには強度や手入れの面など諸々を考慮して、スムースレザーではなくピングレインレザーかそれに似た表情の革がいい。グレインレザーの靴は唯一保有したことがない素材なので憧れもあります。

ソールはダブルソールかなぁ。重いのは苦手だけど、ビスポークなら改善できるかもしれません。

今後の方向性を見失わないための標榜として

そんな感じで、心境の変化があるたびにリストも随時更新をしていくつもりではありますが、ここ数年ずっとリストに入ったまま今も変化がモノばかりですし、早々変動はないかと思います。

いずれもすぐには実現しそうにないモノばかりですが、単年で全てを揃えるつもりもなく、あるきっかけやタイミング、巡り合わせなどにより急展開することも多分にあるでしょう。

一方で、風が吹くのを待つだけでは道草ばかり食ってしまう怠惰な性格なので、まずは今回きちんと方向性を指し示して、これから少しずつでも目標に向けて前進をできれば、と思っています。

いずれも経験のないアイテムばかり。是非皆さんからも有用なアドバイスを頂戴できれば、と。そんなわけで今後もよろしくお願いいたします!

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