【投資】日本株:良品計画(7453)を新規購入

投資・マネー

米国株に投資を始めて以来、資産形成において日本株への投資は寄り道だという思いが段々と強くなり、わざわざ遠回りになるような日本株への関心は年々薄れつつあります。

株主優待目当ての日本株投資に惹かれたこともありましたが、実際にやってみると届くまでは楽しみでも実際に受け取ると「こんなもんか」と感じ、「これなら配当で欲しいなぁ」などと思ってしまい、結局性には合いませんでした。

一方で、投資対象とは関係なく、仕事上、IRトレンドの情報収集のために保有する必要があることから、資産形成に支障のない範囲で日本株を保有することにしています。(そのため、保有銘柄を見ていただくと分かる通り、株価の安い低位株が大半です)

そんなわけで、ゆくゆくは決算月が1月から12月まで異なる企業の株式を各月最低1社以上保有し、毎月株主総会に足を運べるような環境を整えることを1つの目標にしています。

さて、前段が長くなりましたが、無印良品を展開する良品計画(7453)を新規で購入しました。

新型コロナウイルスの影響で稼ぎ頭である中国での販売不振が心配される中、権利落ち日(2月27日)に配当権利落ち分を大きく上回る5%超の下げを見せたため購入することにしました。(余談ですが、今回初めてOCO注文をしました。便利ですね!)

無印良品はブランドではありません。無印良品は個性や流行を商品にはせず、商標の人気を価格に反映させません。無印良品は地球規模の消費の未来を見とおす視点から商品を生み出してきました。それは「これがいい」「これでなくてはいけない」というような強い嗜好性を誘う商品づくりではありません。無印良品が目指しているのは「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感をお客さまに持っていただくこと。つまり「が」ではなく「で」なのです。

(中略)

無印良品の商品の特徴は簡潔であることです。極めて合理的な生産工程から生まれる製品はとてもシンプルですが、これはスタイルとしてのミニマリズムではありません。それは空の器のようなもの。つまり単純であり空白であるからこそ、あらゆる人々の思いを受け入れられる究極の自在性がそこに生まれるのです。省資源、低価格、シンプル、アノニマス(匿名性)、自然志向など、いただく評価は様々ですが、いずれに偏ることなく、しかしそのすべてに向き合って無印良品は存在していたいと思います。

無印良品の未来」より

衣類・家具・家電・食品に至るまで、シンプルながら全ての商品に行きわたる同社のコンセプトに共感しています。西友のプライベートブランドから発祥してここまで成長したのも、このコンセプトに多くの顧客に支持を集めたからでしょう。

ただ、製品に共感はできても同社の株式を購入することはこれまで叶いませんでしたが(株価が高過ぎて)、昨年の単元株数引き下げのおかげで私のような庶民にも手が届くようになりました。

一昔前までは良品計画の株主になるなんて夢のまた夢でしたから、嬉しい限りです。

これまで2月決算企業のうち株主総会に出席できる銘柄は保有していませんでしたので、今回良品計画を購入したことにより、2月の枠を埋めることができました。1・4・7・11・12月とまだまだ空白がありますが、焦らず埋めていきます。

何となく相場がきな臭くなってきており、まだまだ株価は下げそうな気もしますが、予想に反して株価が反転して買い逃しでもしたら悔やんでも悔やみきれませんので、買えるうちに買っておこうと思いました。

権利落ち直後に購入したので、株主総会に出席できるのは来年の話になりますが、大好きなバウムを食べながらのんびり待とうと思います。こちらのシャツにもまたお世話になりますしね。

ハレとケ、そしてユニフォーム思うところがあり、昨年からワードローブの中身について、プライベートとよそ行きの境をなんとか無くし、双方歩み寄らせたいと腐心してきました。きっかけは「フランス人は10着しか服を持たない」を読んだこと。自宅にいる時だってきちんとした服を着れば無駄な洋服を持つ必要もないし、いい服を着ていれば気分だって良く、常に前向きでいられます。それに、誰しも人生の持ち時間は限られているわけですから、それならば、気に入らない服を我慢して着ている時間ほどもったいないことはない、と思ったこと...

何より無印良品がより身近な存在になったことが嬉しくて、久しぶりに気持ちの良い投資ができたと実感しています。

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