【BUY】育児のためのユニフォーム、無印良品/ボタンダウンシャツ
ハレとケ、そしてユニフォーム
思うところがあり、昨年からワードローブの中身について、プライベートとよそ行きの境をなんとか無くし、双方歩み寄らせたいと腐心してきました。
きっかけは「フランス人は10着しか服を持たない」を読んだこと。
自宅にいる時だってきちんとした服を着れば無駄な洋服を持つ必要もないし、いい服を着ていれば気分だって良く、常に前向きでいられます。
それに、誰しも人生の持ち時間は限られているわけですから、それならば、気に入らない服を我慢して着ている時間ほどもったいないことはない、と思ったことがきっかけでした。
(過去の記事)
断捨離ともミニマリストとも違う、シンプルに生きるのためのシンプルな考え方
(ブログの一部抜粋)中でも最も琴線に触れたのが「常に自分のベストな状態でいる」という意識を持つこと。
仕事や外出の時はきちんとした格好でも、休日の装いがダサかったり、「どうせ汚れるから」「人に会わないから」と着古したモノを身につけたりと、ついついやってしまいがちな外着と部屋着の使い分け。
でも、カテゴリー分けをすることで持ち物は無数に増えていきますし、着古したものはいつまでも捨てられない一方で、せっかく手にした高価で上質なモノはいつまでも使わず、その価値を活かせないまま、ただのオブジェとなってしまいがち。
この本には、人生という限りある時間の中で、ダサい自分でいる時間がいかにもったいないことであるか、を気付かせてくれます。そして常に「ベストな自分」でいるための意識付けと秘訣を、体験談を交え惜しみなく読者に提供してくれます。(2015年10月29日)
ビジネスとプライベート、ドレスとカジュアル、オンとオフの差を埋めることで融和を図ってきたのですが・・・結果的にはダメでした。
特に子どもと遊ぶ時は、洋服を気にして思い切り遊べなかったり、アフターケアが大変だったり、棲み分けをしないことで感じる精神的負担の方がよほど大きい。
そこで気が付きました。「自分がベストな状態でいる」ことは、何も環境の変化やその時の状況に逆らってまで貫くことではなく、全くのナンセンスであることを。
台風が来ているのに通勤に一張羅を着ていくバカはいません。置かれた状況の中で最善の格好をすればいいのだと、今さらながら気が付いたのです。
それは同時に、現在の経済環境を無視して、背伸びをしてまで高価なモノを身に纏うことともまた違うことを意味します。
経済的・環境的に、今自分が置かれている状況の中でベストな状態を意識する、そう思うとふと気が楽になりました。
(無印良品/ボタンダウンシャツ)
前段が長くなりましたが、春先まで活躍した無印良品のボタンダウンシャツを、同じ生地、同じ色で夏用に半袖シャツも買い足し、毎日子どもと格闘しています。
育児には、無印良品のボタンダウンシャツとセントジェームスのバスクシャツ、それにデニムパンツかチノーズが一番安心できるし、子どもとも思い切り遊ぶことができます。
小奇麗でいる時間より、子どもと思い切り遊ぶ時間の方が何倍も大切だし、装いを意識する余り、子どもと心から遊べないなんて勿体ないですから。
こんなに楽しい時間がいつまで続くかはわかりませんが、自分がベストでいられる時間と同じかそれ以上に、家族と思い切り笑って過ごせる時間を提供してくれる洋服は大切だと気付かされます。
(無印良品週間とポイントでお得に購入)
自分だけの時間の時の装いと子どもと一緒にいるときの装い、何も全てを細分化する必要はないですが、スポーツの試合には適したユニフォームを着るように、その時々に応じた、相応の装いがあります。
ハレとケをなるべくボーダーレスにしたい気持ちは今でもありますが、ただしそれはあくまでも自分の意識の中でのこと。
環境やシーンが異なる状況下では、ハレとケ以外にもう1つ、ユニフォームとしての装いを別途考えるべきなのだと思った次第です。