【CD】FINK/Wheels Turn Beneath My Feet
“Perfect Darkness”の世界観に浸る
最近では新しい音楽を探して聞く余裕はない分、1つの音楽を繰り返し聴き続けています。
FINKの世界感が確立されたと言っても過言ではない、名作「Perfect Darkness」のリリース後に行われたライブの様子を収録したこのアルバムもその1つ。
インポートのみのリリースだったため、そのうちに買おうと思っていたのですが、いつの間にか値段がどんどん釣り上がっていき、おかしいなと思って調べてみたらどうやら廃盤になってしまった様子。
Amazonでも在庫がラスト1枚だったため、慌てて購入。それからというもの、時間を見つけては延々とこればかり聴き入っています。
(ブックレットになっている)
FINKの「Wheels Turn Beneath My Feet」。
このブログでは、なるべくリリースされて時間が経っていないものを紹介するようにしているのですが、このCDすごく好きで、寝る前に心を静めるように聞いています。
(過去の記事)
(う~ん、カッコ良過ぎる)
3ピースというシンプルな構成で行われたライブは、フィンクの爪弾くガットギターとその声だけで思わず泣けてくる自分には、どんなに豪華なオケを従えるより贅沢な構成なんです。
この齢でこれほど心酔するアーティストに出会うとは思ってもみませんでしたが、見惚れ、聞き惚れるほどカッコイイ、憧れの存在。
(このアルバムがリリースされた2012年当時のライブの様子)
(立ち会えた観衆は幸せ者です)
このところの多忙を極める状況の中で、フィンクの歌声は、ささくれ立った気持ちを静め、乾いた心にジワリと浸み込み、自分自身を取り戻させてくれる、まるで魔法。
明日への一歩を静かに、しかし力強く後押ししてくれる音楽に巡り合えたことは、僕にとってはとても幸運なことなのかもしれません。
TAGS: Fink | 2016年6月17日