早春、ベランダにて

サボテン・植物

新型コロナウイルスの影響で、外出することが躊躇われる今、休日はもっぱら自宅で過ごしています。乳飲み子もいるため、そもそも家族曽揃っての外出はまだ難しいのですが、遊び盛りのハルはつまらなそう。

気休めですが、「野菜でも育てれば?」と100円ショップに行って好きな野菜の種を選ばせ、サボテン用の余った土に腐葉土を混ぜた土をプランターに敷き詰め種を撒いたら見る見るうちに芽が出てきました。

ハルは芽が出てきたのが相当嬉しかったようで、毎日欠かさず水やりをしています。ちなみに植えたのは小松菜。大きくなったら小松菜炒飯を作ってもらって食べるそう。

アブラムシだけは大敵なので、光に反射する防虫ネットもしっかりかけてありますから、じきに収穫できるでしょう。収穫体験が楽しみです。

さて、いよいよサボテンたちが最も成長する春がすぐ目の前まで来ています。水やりを再開して以来、規則正しく2週間に1度たっぷりと水を与えています。この日は今年に入り3度目の水やりでした。

そろそろ春の開花の便りが届くと嬉しいのですが、サボテンの方はつぼみがあってもまだまだギュッと閉じられており、開花にはしばらく時間がかかりそう。

一方、コーデックス(塊根植物)の方は早くも元気です。昨年一気に増えたコーデックスたちですが、我が家での初めての越冬を乗り越え、待ちに待った春を敏感に感じて成長を見せ始めています。

冬の間にすっかり落葉してしまったパキポディウム・ラメレイ(ラメリー)も先端から若い刺が顔を覗かせています。次の冬までずっと屋外で野ざらしにして育てる予定のラメリーちゃん、どこまで大きくなるのか楽しみです。

こちらも落葉したパキポディウム・恵比寿笑い。先端から次の葉がひょっこり顔を出しました。そして左右の分もはっきり目立つようになり、こちらからも次の新芽が出掛けています。今年1年でどれくらい太ってくれるでしょうか。

ユーフォルビア・峨眉山も枯れ葉の間を縫って次ぎの若い葉が出始めました。沢山子吹きをして立派なコロニーを形成して欲しいですね。

本来ならサボテンにとって鉢上げするのに最適な時期ですが、昨年秋に一回り大きな鉢へと全て植え替えが済んでいますので、今春は植え替えの必要はありません。願わくば秋にまでに植え替えが必要になるくらい大きく成長してくれると嬉しいのですが。

こんな風に、ベランダで日向ぼっこをしながら植物の観察に勤しんだり、コーヒーを自家焙煎したりするのも休日の過ごし方としては決して悪くありませんが、こう家の中に缶詰めにされるとすぐに飽きてしまい困りもの。

せっかく暖かくなってきたことですし、1日も早く事態が収束に向かい、また自由に外へ出掛けられるようになることを願いばかりです。サボテンたち同様、子どもにも暖かいお日様のもと、思い切り外で遊ばせてやりたいものです。

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