自転車とランニング

ランニング 子ども・育児 日常のこと

ハルにはずっと可哀想な思いをさせています。

新型コロナウイルスの影響で幼稚園は5月の連休明けまで休園。自宅にいてもアチャ(次男)に手がかかりきりでなかなか相手にしてもらえず、近所のマンションでは子供たちのが遊ぶ声が聞こえるのに自分は外出させてもらえない。

率先してお手伝いしようと頑張るけれど、かえって親の仕事が増えることもしばしあって、(我慢しなければいけないのはわかっていても)つい叱ってしまう。

結局昼間は一人でおもちゃで遊んだり、YouTubeを見る以外やることがない状態。そんな中でも何とか創意工夫して工作をしたり、新しい遊びを考えたりと自ら楽しみを見出そうとする姿が健気で、愛おしく思います。

不要不急の外出自粛が必要なのはもちろん承知していますし、今が正念場ですからしっかり協力しなければなりませんが、不要不急の外出もどこまで許されるのかな。本当は一歩も出てはいけないのでしょうが、どうしても限界があって。

例えば犬の散歩は必要なことなら、子どもが自転車に乗る時間も許してもらえるかなと思ったり。もちろんマスクをして、人には接触をせず、町内をぐるっと1周、30分だけと決めて。

唯一の外出、いつもと同じ人通りが少ないコースを、ハルは自転車、パパはランニングで走る。

毎回同じコースで一見つまらなそうだけど、畑のあぜ道と舗装された坂道に分かれる分岐点があって、どちらが先に合流地点にたどり着けるかを競争したり、YouTubeを真似事をして実況中継しながら走ったり(付き合ってしゃべりながら走るのは結構辛い)。

GoProなんてあったらきっと大喜びするんだろうな(買えないけど)。何せ自転車にピカピカ点滅するライトをつけてあげただけでもすごく喜ぶんだから。

他に楽しいことが少ないからか、自転車で走っている時のハルは本当に楽しそう。もう少しの我慢だからね、と言うと聞きわけが良いので「そうだね」って言ってくれるけど、自粛ムードが去ったら今みたいに一緒に走ってくれるのかな。

自転車に夢中なのは今だけかもしれないし、今後ハルにとってライフワークになるかもしれない。いずれ分かることだが、結果はどうであれ彼にとって自転車のおかげで「今」を楽しめていることに違いはない。

どんなに我慢の時でも、「今」という時間は二度と訪れない大切な時間。決して無駄にしてはいけないし、苦しい時でもその中にある楽しさを見出さなければいけないな、と思うのです。

今日も親子2人だけのYouTubeチャンネルの時間。掛け合い漫才のように面白可笑しく、実況しながら夕方の街を走ります。

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