ランニングとコーヒー、趣味に付きまとう鉄欠乏性貧血防止に鉄瓶を購入
ここ2カ月くらい頭痛や疲れやすさなどを感じていました。毎日のようにランニングをしているせいだろうと思っていましたが、更に少し前から動悸が気になり始めちょっとおかしいな、と。
調べてみたら、唇の端の炎症、息切れ、髪の毛の抜け、風邪をこじらせたような症状など「鉄欠乏性貧血」の症状がことごとく当てはまり、すぐに完全に鉄分不足だ、と判明。これだけ見事に当てはまるともはやほかの原因を疑いようもなく、おかげで病院に行く手間も省けました。
春になり走る回数が増えた上に、暖かくなったため発汗量も増えたため鉄分不足に陥ったのでしょう。追い打ちをかけるように毎朝飲むコーヒーの量も増えたので、鉄の吸収を阻害してしまっているようです。
仕方がないので、毎朝飲むコーヒーはしばらく止めることに。しかし、日課のランニングはなかなか止めるわけにもいかず、サプリでヘム鉄を摂りながらランニングは続けていますが、このままでは根本的な解決にはなりません。
そこで、日常的に飲み物から摂取しようと状態の良い中古の鉄瓶を購入しました。これで沸かしたお湯から鉄イオンを吸収することに。オーソドックスなアラレ鉄瓶、刻印は「南部池永」とありました。
鉄瓶で湯を沸かすことでお湯に鉄分が溶け出し、カルキ(塩素)を分解・除去して柔らかい味になるそう。溶けだした鉄分は身体に吸収されやすい二価鉄なので、鉄欠乏性貧血防止が期待できます。
今まではデロンギの電子ケトルで沸かしていましたが、沸かす時間は苦になるほどの差でもなく、第一印象は「結構楽だな」と。湧いたらすぐにHARIO(ハリオ)のコーヒーケトルにお湯を移し、鉄瓶は錆びぬよう空焚きしておきます。
コーヒーやお茶を淹れると美味しいと言いますが、最も味の違いを感じるのはやはり白湯ですね。今までもBRITA(ブリタ)でろ過した水を沸かしてはいましたが、更に鉄瓶に通すと確かな違いを感じます。
角が取れて口当たりが軟らかくなり、そのせいか甘みを感じます。白湯を飲んだ後には舌に雑味のようなものは一切残らず、良い意味で余韻がなくすっきりとしていて、それが何とも言えず心地良い。
500ccを飲んで足りず、更に300ccを作って飲んでしまうほど、白湯がとても美味しい。もしかしたら身体が鉄分を欲しているせいもあるかもしれません。
美味しい白湯を飲みながら鉄欠乏性貧血も改善されるなら、こんな嬉しいことはありません。毎朝美味しい白湯を楽しみながらその効果が現れてくれることを待ちたいと思います。
2020年5月29日