【投資】米国株:10年先を見据え、ナイキ(NKE)初めての買い増し
今月も自ら定めた投資ルールに従い、第3木曜日に当たる21日に米国株1銘柄選び成行注文を出し約定しました。今回購入したのはスポーツアパレルのナイキ(NKE)です。
2014年に初めてナイキ株を購入して以来、着実に株価成長を続けており、その恩恵に預かりずっと放置していましたが、そんなナイキもこのコロナ禍で2020年6月期の業績は少し落ち込む見通し。株価も幾分調整局面に入っています。
ただ、個人的にはナイキに対して、長期的には楽観的な見通しを持っています。10年後も保有したい銘柄を考えた時に、真っ先に浮かんだのがナイキでした。
ナイキはアパレルに分類されますが、スポーツアパレルは他のアパレルとは一線を画します。消耗が激しく、機能性の追求により進化も早く、デザインも流行に敏感なため、買い替えサイクルが早い印象を受けます。
また機能性ウェアやシューズは、その機能を担保に値崩れし難く、それ故業界におけるトップランナーのナイキは、今後10年でその地位をより強固なものとし、そのブランド力は更に高まるのではないかと考えています。
また、最近の健康志向の高まりもあり、スポーツを楽しむ人口増加、更にスポーツの浸透により、スポーツウェアもファッションとしての市民権も獲得し、益々需要が旺盛なように感じます。
先日のランニングシューズの所感もその一端です。スポーツの領域を超えて、今以上にファッションアパレルの枠に食い込んでいく余地は十分にありそうです。
また、肌感覚ではありますが、新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出の自粛が求められる中、ジョギングは問題ないとされたおかげで、巷には老若男女問わずランナーが明らかに増えました。
そこで思ったのは、今後スポーツ人口は拡大こそすれど、逆は考えにくいな、ということ。
今回のコロナ騒動をきっかけに走り始めた人たちが、今後趣味へと定着することへの期待と、自分もこれまで以上にお世話になるだろうことなどから、期待を込めて買い増しに動きました。
放っておいてもずっと株価が右肩上がりだったため、昨年までは上位5位以内に食い込む勢いでしたが、今回のコロナショックでさすがに株価を下げ、コア5を優先的に買い増しをしていたため、現在ナイキは8位に後退しています。
低配当なことを除けば、米国株の中でも最もお世話になっているのがナイキですから、10年後も持っていたいと考えた時に真っ先に浮かんだ銘柄だけに、もっと買い進めてもイイかも知れません。
闇雲に銘柄数を増やすべきではありませんが、自分には高配当株投資は向かないと判断した今、今後は目先の配当やこの先1,2年後の業績ではなく、グロース株にも目を向けて10年先の成長性を想像しながら銘柄選定してみたいと思います。
TAGS: NKE | 2020年5月25日