バオバブのある生活に憧れて#3~アダンソニア・ディギタータ発芽~
バオバブ(アダンソニア・ディギタータ)の種は最終的に4つ発芽しました。13粒中4つが発芽ということで、発芽率は約30%といったところ。今回は播種の時期としては最適でしたが、それでも確率としてはあまり高くないですね。
次の課題は発芽した苗がそれぞれきちんと殻を破って二葉を広げられるかどうか。二葉には発育に必要な養分を蓄えているとのことで、二葉を損傷させると発育に支障が出るとのこと。
心配をよそにこうして自分で殻をしっかり破ってくれる子もいて、ホッと一安心。
ただ、二葉は茹でたキャベツのようにふやけた印象で「大丈夫か?」と心配になりましたが、その後は葉を広げ、明るい黄緑色の艶のある葉に。ここまで来たので太陽の下に出しました。
結局、自分で殻を破れたのは2つのみ、あとの2つはちょっと時間が掛かっていましたので、手遅れになる前に殻を手で開いて外してやり、二葉を出してあげました。
こちらは自ら殻を外した子たち。見るからに元気いっぱい!
こちらは殻を外すのを手伝った苗。
殻を外す作業はさほど苦労しませんでしたので、その作業では傷は入っていないと思いますが、どちらも二葉に茶色く跡がついており、殻を自ら外そうと苦労したせいかと。もう少し早く手伝って上げれば良かったかもしれません。
サボテンハウスの上の、一番日光が当たる一等地に陣取るバオバブたち。
大好きな陽をガンガンに浴びて、どこまで大きくなってくれるのか、そして殻を外す手伝いをした苗は無事に育ってくれるのか、心配と期待を胸に夏後半の成長を見守りたいと思います。
TAGS: バオバブ | 2020年8月25日