【投資】米国株:EV-SPACのハイリオン(HYLN)を買い始めました
決算シーズンと米大統領選に欧米でのコロナウイルス(COVID-19)再拡大が加わり、株価は暴落。混沌とした状況に陥っています。
これまで資産整理を進め、現金を準備してきたため、これを好機にしばらく買いが続くと思われますが、都度ブログに書くとどうしてもタイムリーではないですし、そもそもこのブログではあまりニーズが無さそうですので(苦笑)、今後スポットでの買い増し報告はTwitterで行います。
さて、「SPAC」はご存知でしょうか。今月13日にもソフトバンクグループのビジョンファンドがSPACの設立計画を公表する予定との報道がありましたので聞いたことがある人も多いかもしれません。
「Special Purpose Acquisition Company(特別買収目的会社)」の略で、それ自体は特定の事業を持たず、主に未公開会社や事業を買収することを目的にした投資会社で、IPOによって投資資金を株式市場から調達し、買収資金を確保します。
今回購入したのは「トータス・アクイジション」というSPACが、電動パワートレインを専門とする「ハイリオン」と合併して誕生した「ハイリオン・ホールディングス(HYLN)」です。
ハイリオンはテスラやニコラのように自社で電動自動車を製造しているわけではありません。大型トラック用の電動もしくはハイブリッドのパワートレイン部分を開発しています。(パワートレインとはエンジンで発生した回転エネルギーを駆動輪に伝える装置の総称)
現在はディーゼル駆動のトラックをハイブリッド駆動に転換するシステムを販売していますが、今後はHypertruck ERXという水素燃料電池もしくは天然ガス駆動の発電機を利用したパワートレインを売り出す計画です。
各メーカーのトラックにも広く互換性があるとのこと。今あるトラックを新しいモノに買い替えることなく、中身だけを変えてディーゼル駆動から電気駆動に変えることができるなんて夢が広がりますね!
こちらはテスラ(TSLA)やニコラ(NKLA)との比較。ニコラと比較するのはどうかと思いますが、これを見ただけでもちょっとワクワクします。
ジム・クレイマー曰く「今は高過ぎる、20ドルを切ってから少しずつ買ってしってもいいかもしれない」とのことだったのでウォッチしていましたが、毎日5%ぐらいずつ値下がりしてあっという間に20ドルに到達(苦笑)。
ニコラの技術に対する詐欺疑惑で売り推奨に引きずられて下げている模様。今後もまだまだ下げるかもしれませんが、まずは打診買いで少しばかりつまんでみました。
2022年までは売上といえるような売上は立たない予定ですし、投資と言うより投機に近いかも知れませんが、事業が実現したらこんなに素晴らしいことはないな、と久しぶりに心が躍ったため、応援するつもりで購入しました。
もちろん、他の銘柄のように大きく比率を高めるというよりは、財布が痛まない程度にちょこちょこ買っていく予定。宝くじを買うよりはずっと良い使い道だと思いますから。
そんなわけでオーダー品の完成を待つ楽しみにも似た、数年がかりの待つ楽しみがまた1つできました♪
TAGS: HYLN | 2020年10月31日