【投資】2020年11月の資産運用の状況(前月比+7.02%・高値更新)
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2020年も残すところあと1カ月。米大統領選や決算シーズンなど、予定していた大半のイベントを通過し、ようやく一息といったところ。各種イベントの通過と新型コロナウイルスのワクチン開発が現実味を帯びてきており、株価は再び上昇に転じています。
2020年はマイナスでスタートし、一時はどうなることかと心配しましたが、下げ場でも機械的に買い進めたおかげで11月末は総資産で過去最高を更新。このままいけば昨年末の記録をしっかり上回って年を越すことができそうです。
そんなわけで、8月以来3カ月ぶりに過去最高額を更新した11月の運用状況についてご報告します。
11月の取引の状況
11月は以下の銘柄を売買しました。
11月は、第3木曜日にマクドナルド(MCD)の買い増しとホームデポ(HD)の新規購入を実施、また、スポットでハイリオン(HYLN)とペイパル(PYPL)を買い増ししています。
リスク要因が次々と解消され、相場が反転して高値で推移しており、手を出し難い状況ですが、リスク分散の観点からも毎月一定額を購入し、連月で同銘柄は買わないなど、ルールを守りながら機械的に買い進めていきます。
11月はNYダウが大きく上昇してくれたおかげで、ダウ構成銘柄ばかりを保有する自分にとっては収穫の大きい1カ月となりました。
コア5のJNJ、MCD、MMM、PG、UNPはそれぞれ厚みを増してポートフォリオを底上げしてくれましたし、コア5にHON、NKEが食い込む健闘を見せて、コア5からコア10へのスキームが加速しています。
玉石混淆の中からパンデミックであらわになった石を川に放り投げる一方、苦手としてきたハイテク株は今回のCOVID-19の蔓延を機に克服し、遅まきながらもMSFTやPYPLなどをポートフォリオに加え弱点を補強してきました。
まだまだ理想とするポートフォリオには程遠いですが、コロナを契機にポートフォリオにしっかりメスを入れることができたことは不幸中の幸いで、株価暴落もそう悪いことばかりではなかったと感じています。
11月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
今後の方針ですが、ポートフォリオから日本株、先進国債券、国内外リートの4資産は徐々に減らしていく一方、先進国株、新興国株、国内債券、金の4資産は買い増しを続けていく予定です。
10月には現金比率が10%を超えていましたが、8.5%に減少しています。年末にかけては冬のボーナスや年末調整の還付金などが入る予定ですし、段階的に処分する資産も待機しているので、当面買付余力に困ることはありません。
11月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
11月は、日本株3銘柄、米国株6銘柄、Jリート1銘柄から配当金を拝受しました。配当金は前年同月比で95%に留まり、2カ月連続で前年同月比割れとなりました。
今回受け取った配当金には既に処分済みの銘柄も含まれていますので、来年も引き続き配当金の減少傾向は続くものと思います。
現在のところ2020年の年間受取配当金予定額は2019年対比で+13%予定ですが、2021年は▲9%の予定です。増配に期待しつつ今後株の買い増しでどこまで底上げできるか、頑張ってみます。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
11月の資産総額は前月比+7.02%となり、3カ月ぶりに過去最高額を更新しました。前回過去最高額をマークした8月末と比べても+2.83%増加しています。
過去最高額を更新できたことは嬉しいですが、毎月ニューマネーを投下していますし、夏のボーナスや定額給付金なども加わっていますから、それらを鑑みると、ようやく損益でプラスに転じたといった感じで運用成績は全然良くはありません・・・。
それでも、コロナ禍の資産整理のおかげでポートフォリオの中身はだいぶ筋肉質に引き締まってきているように思いますし、今年は辛抱強く地固めする年だったものと割り切って、今後の株価成長に期待したいと思います。
さて、2020年もあと1カ月。資産総額は過去最高額を更新して有終の美を飾れるでしょうか。 それでは、また!
TAGS: 運用報告 | 2020年12月2日