プロの技で色気をまとうオボイストモデル
Glayage KYOTOの樺澤さんに磨いていただいたオボイストモデルが帰ってきました。と言っても、本当はとっくに届いていたのですが、慌ただしくて荷解きできずしばらく放置していました。
休日、嫁さんとハルが出払っている間、アチャを強引に寝かしつけてようやく仕上がりを確認することができました。
靴磨きの仕上がりにこんなに感動したのは、生れて初めてかもしれません。インスタライブのインカメラ画質でも伝わる光沢感でしたが、実物を見ると改めて感動しますね。
(ちなみにインスタライブ「Oboist×GlayageKYOTO Instagram LIVE 2」の様子はこちらからご覧ください。)
ワックスの濃淡で浮かぶ立体的な陰影が何とも美しく、男前のオボイストモデルが一層貫録を増し、「プロの技はこんなにも凄いのか」と感嘆せずにはいられませんでした。
樺澤さんからは事前にEメールで「仕上げについてお好みやご要望はございますか?」と質問が来た際、「通勤電車の中で靴同士がぶつかることも多く、擦れた跡がつくと直しにくいので普段はクリームのみ」と回答していました。
すると樺澤さんは、そんな事情を考慮した上で、アフターメンテナンスしやすいよう、つま先の先端部分を除いて毛穴を埋めない程度に仕上げてくれ、また咄嗟の傷も水拭きで修正しやすいよう柔らかいワックスのみで仕上げてくれました。
ワックスはチャールズ・アンド・ステッドのアンティークカーフが、樺澤さん曰く「青みを少し帯びたチャコールグレーのような色合い」とのことから、下地の7割にグレーのワックスを入れているそう。
なるほど、この透明感はそういう下地が生きている証拠なんですね。てっきりブラックのカーフはブラックのワックスと思いがちですが、思いもよらぬ色のワックスを使っており、驚くと共に靴磨きの奥深さを感じました。
今回靴磨きに使用したクリームやワックスの種類、そして磨き方からメンテナンス方法までを記したお手紙(すごく良い香りがするの)と、シューズボックスの入るトートバッグまでつけて送り返してくれました。
何、このサービス料以上のお得感は・・・。これは定期的に靴磨きをお願いしたくなってしまいます。
今回は「オボイストモデル大集合」という企画に参加しるために初めてプロの靴磨きを体験してみましたが、おかげで久しぶりに靴磨きで靴と向き合う良いきっかけになりました。
まずは、いただいたお手紙をもとに、同じワックスを購入し、正月休みに鏡面磨きを練習してみようと思います。
さぁ、とうとう戻ってきたオボイストモデル。再びガンガン履いては靴磨きの練習にも付き合ってもらい、フル回転してもらうつもりです!
最後に樺澤さんから送っていただいた写真。
最高にカッコ良く、絵になる写真ばかり!樺澤さん、本当にありがとうございました!
TAGS: Glayage KYOTO・oboistmodel | 2020年12月14日