軽くて暖かい、ヤク100% smoothdayのヤクニット
小野莫大小工業のファクトリーブランド、smoothday(スムースデイ)。洋服好きの中ではその素材の素晴らしさにファンが多く、自分もバスクシャツやカットソーなどを持っていましたが、ずっと欲しかったのがヤクニット。
しかし、とうとう手に入ることなく昨年ブランド終了が伝えられ、それからはずっと状態の良いモノをフリマサイト等で探していました。
ヤクニットへの憧れから無印良品のヤクウールセーターなども試してみましたが、ヤク10%しか入っていないヤク混ウールではやはり別物。代替品にはなり得ず。
そんなこんなで探すうちに年を越しましたが、年明けにようやく状態と価格に満足のいくモノを見つけ、即購入しました。
憧れだったスムースデイのヤクニット、色はチャコールグレーでサイズは2とユニセックスサイズ。結論から言えば、粘り強く待った甲斐がありました!とにかく軽くて暖かい。
スムースデイを愛して止まないなべこぱんさんに相談した際、ヤクニットは「暖かいですが暑くなり過ぎない、自動で体温調整してくれる感じ」と言っていました。着てみるとまさに言い得て妙、その感覚を実感しました。
フリースを重ね着するよりずっと暖かいのに、決して暑くはならない。ちょっと不思議な感覚。
そして何と言ってもこの軽さ。Andersen-Andersen(アンデルセンアンデルセン)のセーラーセーターと比べたら雲泥の差です。ま、セーラーセーターは極寒の海に漕ぎ出すための”鎧”ですから、本来比較すべきではありませんが、ヤクニットは”羽衣”です(苦笑)。
ヤクニットはインナー1枚の上にガバッと被っただけで十分暖かく、それでいてチクチクしないので肌触りも優しい。
着ている間中ずっと快適で、今回の緊急事態宣言で外出できない間、家でヌクヌクするにはうってつけです。3連休前に届いてくれて良かった!
首元の生地は長く取られており、折り返しても良く、またクシュクシュッと弛ませてもお洒落。着る人がその日の気分でニュアンスを変えられるのもイイですね。
素材が優しく中性的なシルエットですが、色がチャコールグレーで着やすい点も大変気に入っています。
ひとつだけ気になるとしたら、ヤクが柔らかく繊細な素材ゆえ、アチャ(次男)に引っ張られたりでもしたら・・・、という不安。ニットを着る以上、不安は常にありますが、まぁ物分かりが付くようになるまでは仕方がありませんね。
元々ニットは管理が大変というイメージがあり苦手でしたが、ここ数年で少しずつ数も増えてきました。
アンデルセンアンデルセンのセーラーセーター2着(クルーネックとタートルネック)に、RUGBY RALPH LAUREN(ラグビーラルフローレン)のコットンカシミヤのショールカラーセーター、そして今回ヤクニットが加わり、ニットはもう十分かな。
できればネップ感のある深緑色のセーターが最後に欲しいところですが・・・。今シーズンはヤクニットを堪能しつつ、グリーンカラーは来シーズンに向けてのんびり探そうと思います。
TAGS: Smoothday | 2021年1月10日