【投資】2021年投資方針とプロクター・アンド・ギャンブル(PG)6度目の買い増し

投資・マネー

2021年最初の投資の日(第3木曜日)を迎えました。今年は年始から、中国株の売却に迫られたり、先進国債券を全て処分したりと、既に売買はしていましたが、月例の買付は別腹です。

米国上場のADR(米国預託証券)であるチャイナモバイル(中国移動・CHL)の上場廃止が決定的になりました。一時は上場廃止撤回の動きがあったものの結局覆らず、保管するSBI証券での取引停止が間近に迫っていたことから、次のリリースを待たずに売却に踏み切りました。昨年は断捨離という体のいい理由をつけて散々損切りをしながら資産整理を進め、2021年は心機一転「利益を出すぞ!」なんて息巻いていたのに、年初からガッツリ損失確定。しかもNISAで買っていたので損益通算できず、もう踏んだり蹴ったり・・・。ADRは米国以外の株式や受...

昨年は、「コア5」としてポートフォリオの根幹を形成する5銘柄(JNJ、MCD、MMM、PG、UNP)が全て目標の保有量(以下「基準価格」・円ベース)に既に到達したことから、2021年は新たに2つの目標を掲げています。

2021年の投資方針

1つは、「コア5」から「コア10」への拡充、もう1つはコア5の基準価格を10%引き上げて下限とすることです。

「コア10」に加える候補は、HD、NKE、LMT、MSFT、UNHの5銘柄。これら候補銘柄は、既にコア5の基準価格の6割程度まで到達しており、年内にどこまでコア5に追いつけるか(NKEは既にコア5を追い越す勢い)。

一方、基準価格の10%引き上げは、為替やコロナ後のセクターローテーションでバリュー株に資金が流入すれば株価上昇が期待できますので、買い増しせずとも目標は達成可能かもしれません。

他の銘柄についても関心はあるものの、過去の反省を踏まえ、決算をきちんと追うことができる銘柄数に留めたいこと、そしてコア10銘柄はいずれも決算をミスしても長期的に安心して保有でき(むしろ買い増しできる)、出口を考えなくてもいいことから、優先的に投資をしていく計画です。

2021年1月の月例買付

前段が長くなりましたが、1月も投資の日を迎えましたので、米国株を購入しました(今回は訳あって前日に購入)。今回購入したのはプロクター・アンド・ギャンブル(PG)です。PGの買い増しは昨年6月以来、これで6度目となります。

昨年、基準価格に到達したコア5ですが、そこからは明暗が分かれ始めています。JNJやUNPはその後もぐんぐん株価を伸ばす一方、PGは伸び悩み一人負けの状況。昨年到達した基準価格も割り込んでしまったことから、今月はPGのテコ入れに資金を投入することにしました。

そんなPGですが、1月20日に2021年度第2四半期の決算発表があり、売上高、EPS(1株利益)共に予想を上回る決算を発表。更に通期のガイダンスを、EPS+8~10%、オーガニック売上高+5~6%とそれぞれ上方修正しています。

内容は良かったのですが、発表後の株価は若干下落。同日が配当金権利確定の最終売買日であったことから、1日早いですが買い増しに動きました。

PGは第8位まで順位を落としていましたが、今回の買い増しにより第4位まで上昇しました。

コア5内でも差が開きつつありましたが、今回の買い増しでリバランスすることができました。

いよいよバイデン新大統領の下、ブルーウェーブで米国だけでなく世界的にも大きく変化の波が訪れそうな予感がしています。

片目で時代の変化をしっかり読み取りつつ、もう一方の目で本格化する決算発表をしっかりウォッチしながら、それでも自分の目標は見失わずに、まずは2021年の投資目標達成に向けてコツコツ取り組んでまいります。

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