【投資】2021年6月の資産運用の状況(前月比+4.10%・最高値更新)
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6月のFOMCは予想よりもタカ派的で、2023年に0.25%の利上げが2回あることが折り込まれ、それに伴いまた風向きが変わった感のある株式市場。再びグロース株に買いが集まり始めています。
昨年のポートフォリオでは指をくわえて眺めているだけだったグロース株の上昇も、昨年末から大ナタを振るい銘柄を入れ替えたおかげで、今回はコロナショック後に新たに投資したADBE、MDNA、MSFT、NVDA、PYPL等が総じて資産上昇に寄与してくれており、安心して見守ることができました。
さらに、コア銘柄10種の全てが6月に目標値に達したこともあり、今後株式市場がどのように変化しても対応できるポートフォリオが完成しつつあるように感じています。
そんなわけで、自身のポートフォリオに自信を深めた6月の運用状況をご報告します。
6月の取引の状況
6月は以下の銘柄を売買しました。
今月も売却はなく、買い増しのみで終わった6月。買い増ししたのはコア銘柄10種に採用しているホームデポ(HD)、ユナイテッドヘルス(UNH)、そしてロッキード・マーチン(LMT)の3銘柄です。
今回の買い増しにより、コア銘柄10種は全銘柄が2021年の目標値に到達し、目標を達成しました。6カ月で目標達成ということで、残り半年はもう少し自由に銘柄選定をして投資をしていきます。
今月大きく上昇したのはナイキ(NKE)。保有銘柄の中でトップに躍り出ました。その他、マイクロソフト(MSFT)もズンズンと上昇を続けており頼もしい限り。
こう調子が良いとPFを放置しがちですが、あぐらをかかずに銘柄の利確を検討しなければなりません。
先日ジムクレイマーが彼自身のファンドでディズニー(DIS)を売却したとのことでしたが、DISとスターバックス(SBUX)は自分の中でもリオープニング銘柄だと位置づけており、米国を中心に正常化が見えた今は売るタイミングを計っています。
6月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
6月は売却した銘柄はありませんでしたので、前月から大きな変化はありませんが、現金比率は今年に入り7.1%→10.7%→10.0%→9.3%→8.0%→7.8%と少しずつ割合を落としています。6月に賞与の一部が入金されましたので減少幅は若干緩やかです。
先に挙げたDISやSBUXの売却を検討していること、8月には自社株の一部売却を予定していることなどから今後も現金10%前後はキープする予定です。
手元資金が心細くなっても、自社株や国内債券などを売却すれは投資資金を用意できますし、定期的な米国株購入のペースはこれからも落とさずに買い進めていきます。
6月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
受取配当金は前年同月比で101%と、辛うじて3月以来の前年同月比プラスとなりました。受取配当金の年間見込み額は、今年に入り前年比90%→82%→79%→79%→81%→83%と推移。前月末時点から2ポイントほど見込みが上昇しました。
これは毎月の買い増しの効果と、何と言っても各社の増配による押し上げ効果です。もちろん株を売却すれば配当の見込みもすぐに下がってしまいますが、現在配当の中心はコア10からの配当金であり、コア10は大半が連続増配株であり、基本的に売却はしないので、今後は大きな減少は無いと考えています。
放っておいても年々増配してくれるコア10をキャッシュマシーンにして、入ってくる配当金は毎月機械的に再投資し、雪だるま的に増やしていきたいと考えています。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
総資産額は5月の過去最高額を更新し、前月比で+4.10%と大きく続伸しました。これで2020年11月から8カ月連続の上昇となっています。ただし、6月は賞与の一部流入が含まれており、この特殊要因を除けば+2.88%となります。
こうして株価が調子を取り戻してくると、また目新しい銘柄を探して投資をしたくなりますが、こういう時こそポートフォリオを見直して、この機会に売却して利確する等の投資判断を下していきたいと思います。
株価が上がっているとどの銘柄も可愛くて、売却を判断するのは断腸の思いですが、自分で決めた基準で規律を持って判断できるようになりたいですね。
さて、2021年も折り返し。今後はコア10の2021年目標基準値を割らないよう死守しつつ、これからもしっかり選定して自らが見込んだ銘柄をコツコツと買い進めていきたいと思います。
TAGS: 運用報告 | 2021年7月2日