【投資】米国株:ペイパル(PYPL)他3銘柄を購入、理想のポートフォリオへ年末に向けて追い込み

投資・マネー

10月の第3木曜日を迎えましたので、設定した投資ルールに従い、今月も株を購入しました。今回は合計4銘柄+嫁さんの非課税口座でも年間枠いっぱいまで「楽天VTI」を買い増しし、久しぶりに大きな金額を投資に充てました。

早くも冬の気配、そろそろ年末を意識するようになり、年末までに満足のいく形のポートフォリオに一旦整えたいと思い、温存しておいたキャッシュを投資に回してリバランス。どうせすぐに崩れるのですが、年に1度は整理しないとズルズルしてしまうので。

今回の購入で一番ボリュームが大きかったのは、決済サービスのペイパル(PYPL)。PYPLの今後の業績見通しは、ウォッチしている銘柄の中でもピカイチで、もう少しボリュームを増やしたいと思っていたところ、ピンタレスト(PINS)の買収検討が報道されて株価が下落。

「渡りに舟」とばかり購入しましたが、株価は落ち切っておらず、買った直後から1日で5%も下落して不貞腐れております。もう1日待っていれば・・・、と思わないでもないですが、予め決めていた買付日でしたので酒でも飲んで忘れるとします。うぇいちくしょー!

続いて購入したのは、台湾セミコンダクター(TSM)とエヌビディア(NVDA)。特に割安感はないのですが、今回は半導体銘柄の割合を増やしたいということで買い増し。買い増ししても半導体銘柄が全体に占める割合は2.6%足らずなので、今後5%くらいまでは買い進めたいところ。

NVDAについてはARMの買収を楽観的に見ており、相乗効果に期待。一方、TSMについては中国との地政学リスクがありますが、米国だけでなく日本にも工場新設を発表。海外に生産拠点を広げていく計画で、もし万が一の事態が起きた場合に感じるリスクとしては、若干ですが軽減傾向にあります。

MMMはコア銘柄10種の最下位だったことから購入。ガイダンスが悪く、業績見通しもイマイチですが、依然として営業利益率は高く、EPSも右肩上がり。配当も3.3%ありますので、長い目で見ればポートフォリオのコアにずっと据えていたい銘柄であることに微塵も変わりありません。

今回の買い増しでコア10中6位まで順位を上げました。10銘柄すべてが今年の基準値(下限)を大幅にクリアしています。前年から+10%で設定していた今年の基準値ですが、来年は基準値の設定方法を見直した方が良さそう。

そんなわけで、MMM以外はグロース寄りの銘柄を買い増ししましたが、俯瞰して見たらポートフォリオにほとんど変化はなく、コア10で約7割を占めています。

コア10については今年の基準値をクリアし、もはや安全圏にいるので、年内はその他の銘柄、特にグロース株を買い増しし、今後相場がどちらに転んでも全体で成長できるポートフォリオを構築していきたいと思っています。

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