おこづかい制?お手伝いポイント制?vivofitを使い年長の息子がお金の使い方を考える仕組み作り

子ども・育児

たまには子育てに関することを書きたいと思います。

5歳の誕生日プレゼントに買ったGARMIN(ガーミン)のvivofit® jr.2ですが、打ち捨てられることなくいまだに活用しています。とはいえ、最近は活動状況の計測のため、というよりもお手伝いでもらえる「おてつだいポイント」の管理がメインになりつつあります。

【BUY】5歳の誕生日プレゼントに。GARMIN(ガーミン)/vivofit® jr.2
すっかり日課となったハルとのランニングが終わると、時々GARMIN(ガーミン)ForeAthlete® 235Jにバッジが届きます。ある日、ハルが興味を示して「それなに?」と。「走るともらえるバッジだよ」と話すと「僕も欲しいなぁ」と一言。5歳の誕生日を迎えても今は欲しいモノが無いと、誕生日プレゼントも保留のままでしたが、「じゃあこれ(ランニングウォッチ)にする?」と聞くと「子ども用の簡単のなら(欲しい)」と言うので、色々探してこちらを購入しました。GARMIN(ガーミン)のvivofit Jr.2。キッズ向けアクティビティトラッカー...

ハルも6歳になり、来年はいよいよ小学生。次男のアチャも自己主張するようになり、買い物に行くたび2人で「ソフビが欲しい」「ガチャガチャがやりたい」となるわけです。

大した額ではありませんし、財布もさほど傷みませんが、親のその日の気分でやったりやらせなかったり、子どもたちも本当にそれが欲しいのかは疑問で。アチャはまだしもハルにはそろそろお金の使い道をよく考えて使うようにさせたくて、一計を講じました。

はじめはおこづかいを与えることも考えましたが、小学生の子どもがいる同僚たちに話を聞くと、まだ低学年のうちは与えていないという家庭が大半。それならば、お手伝いに応じてポイントを付与して交換できるようにして、ルールをハルに説明しました。

お手伝いリストとごほうびの設定で配慮した2つのこと

vivofit jrにはお手伝いリストを設定することができて、お手伝いをするとポイントを付与できる仕組みと、貯めたポイントは予め決めたごほうびと交換できる仕組みがあります。これを上手く活用し、ルールを設定しました。設定し際し、配慮したのは以下の2点。

  1. 貯まったらすぐにおもちゃに交換したくなるので、我慢して貯めることも覚えてもらうため、交換ポイントが大きくなるとよりお得に交換ができるレートを設定
  2. お手伝いポイント欲しさにお手伝いをする(逆にお手伝いポイントがもらえないならやらない)という風にならないようお手伝いリストの内容に配慮

本当に欲しいモノを手に入れるために我慢して貯める努力のできる仕組み

1つの目のルールは、自分の欲しいモノが見つかったら妥協せずに本命を手に入れて欲しいという思いから、我慢して貯める努力ができるよう、交換ポイントが大きくなるたびにインセンティブをつけることにしました。

こうすることで、お金(ポイント)が足りないので代用品で我慢するなど、安物買いの銭失いにならないよう配慮しました。

自分もそうですが、欲しいモノが見つかると「今すぐ欲しい!」となりがち。でも今はお金が足りないので、安い代用品はないかと探してしまったり。でも結局それって買ってから後悔するんですよね(涙)。

一時的な欲求が満たされた時にふと冷静になり、欲しいのは似てるけどこれじゃない、となる。過去に自分が何度も経験しているので良くわかります。冷めてしまうとすぐに手放してしまったりして、なかなかモノも大切にできない。

それってとても不幸なことですから、本当に欲しいモノが見つかったら、手に入れられるまで妥協せずに頑張って貯めて欲しいという願いを込めて。

具体的には、通常100ポイントで500円相当のおもちゃと交換できますが、200ポイントだと1,200円相当、300ポイントでは2,000円相当の買い物ができるようにしました。

ハルにははじめはちょっと難しかったようですが、300ポイントをためれば100ポイント4回分の買い物ができるということで理解したようです。

ポイントは他人のためでなく自分のためになることでポイントを付与、その理由

次に2つ目のお手伝いリストの内容ですが、「お手伝い」とありますが、リストには自分のためになるようなことのみで設定しました。「自分で歯を磨く」、「勉強をする」、「ランニングをする」など、自分にとってプラスになることをすればポイントがもらえるようにしました。

歯磨きで2ポイント、勉強で3ポイント、運動不足で太り気味なのでランニングをやったら5ポイントといった感じ。ハルには、毎日何かしら頑張ったり、楽しかったり、充実したり、意義のある時間を過ごして欲しくて、本人にも価値ある1日を過ごしたか、ポイントでも客観的に計れるようにしました。

アチャの面倒を見たり何かお手伝いをすればもちろんポイントは付けますが、それは自主的に手伝って欲しいのでデフォルトでの設定はしませんでした。”やればもらえる”=”もらえないならやらない”、になりかねませんので。

お手伝いリストにある項目は、続けているうちにそれが習慣として身に着けば、別の項目に変更したり、ポイントを調整したりして定期的に見直しをしていきます。

ガチャガチャのお金も一旦子どもの財布に、自分のお金なら使い道も真剣に考える

ちょっと話が逸れますが、ガチャガチャをやりたいといった時も、時々はやらせてあげますが、いったんお金を自分の小銭入れに入れさせるようにさせました。

その際「ガチャガチャをやるためにあげたお金だけど、そのままガチャガチャをやってもいいし、もしもっといい使い道があるなら取っておいてもいいよ」と言って渡します。

他人のお金だとつい目先の面白そうなことがやりたくて頭がいっぱいになりますが、自分のお金を使う、身銭を切るとなると冷静になるようで、しっかり考えた末に「やっぱりやめた」ということも増えたように思います。

また、ちょっとしたお金があると手持ちのお金の中で買えるものを探しがちですが(まさに自分がそうです笑)、「それは違うよ」と。

あるお金の中で買えるものを探すのではなく、本当に欲しいモノを見つけてそのために頑張って貯めて買うようにさせたくて。そうしないと手に入れるまでが目的となり、買った瞬間に気持ちが冷めてしまいますから。

どこまで本人がわかっているかはわかりませんが、本当に欲しいものか、自問自答させることで段々と理解を深めていっているようです。

ハルが頑張って貯めて交換したモノとは・・・。

そんなわけで、200ポイントの段階で初めて大きな目標を見つけたハル。それには最低300ポイントは必要でした。

とりあえず貯まっている200ポイントで先に買ってあげて、「残り100ポイントはあとでお手伝いをして返してくれればいいよ」なんて甘やかしそうになりましたが、それって借金と一緒じゃないか、と気づき、それは絶対に駄目だ、と思い直しました。

貯めるうちに熱が冷めてしまうことだってありますし、残り100ポイントくらい頑張らせないとこれからも努力しなくなってしまうと思い、ハルと目標を共有して励ましながら本人も頑張り、先日とうとう300ポイントに到達!

晴れて念願のおもちゃを手に入れることができました。自分の努力で購入した達成感はひとしおです。

で、何を買ったのかというと・・・。

・・・ウルトラ怪獣DX「邪神ガタノゾーア」(苦笑)。ウルトラマンティガのラスボスです。

最近、ウルトラ怪獣にハマッていて、どんどんとグロテスクな方へとひた走っており、子どもの将来がいささか心配ではありますが、努力して貯めたポイントの使い道については、とやかく口を出さないのが3つ目のルール。

定価は3,300円なので300ポイント=2,000円では全然足りないのですが、そこはパパの仕事。何とか送料込みで2,000円で購入できるお店を見つけて300ポイントに収めることができました。

この経験を通じて、今までよりもお金もモノも大切にするようになりましたし、”買ってもらう”という受け身の姿勢ではなく、自分で努力しようという前向きな意識や行動に変わり、そして何より目標をクリアしたことによる達成感や自信を見る限り、やらせてみて良かったと感じています。

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