【投資】2021年10月の資産運用の状況(前月比+6.54%・最高値更新)更にニューマネーも投下

投資・マネー

投資運用状況」ページを更新しました。

まるで氷が溶けるように、あっという間に過ぎてしまった10月。秋の余韻に浸る余裕もなく、冬はもう目の前です。

株式相場の方は一旦底を打ったのでしょうか。決算シーズンに入り、好業績を発表する企業が多い中、ミスすると容赦なく売り込まれており、保有銘柄でも2,3銘柄ほどそのような憂き目に遭っています。

とはいえ、全体としてはドル高の恩恵もあり、前月比で総資産は大きく上昇。先月ストップした最高値更新も、今月再び上昇に転じたことで改めて最高値を更新しました。

そんなわけで10月の運用状況を振り返ります。今回もどうかお付き合いください。

10月の取引の状況

10月は以下の銘柄を売買しました。

今月の取引は、売却1銘柄、新規銘柄はなく買い増し4銘柄となっております。

売却はモデルナ(MRNA)。コロナ拡大のリスクヘッジとして投資していましたが、メルクの経口抗ウイルス薬「モルヌプラビル」の臨床試験データが良好であったことから、今後のワクチン需要についても大きな転換点となり得ることから、一旦売却し様子を見ることにしました。

もう1週間ほど前のことですが、モデルナ(MRNA)を全て売却しました。きっかけは10月1日に発表されたメルクの経口抗ウイルス薬「モルヌプラビル」の臨床試験データが良好であったこと。11月にも米国で緊急使用許可を申請する予定との報道が出たことがきっかけです。複雑なmRNAワクチンとは異なり構造は比較的簡単で、変異ウイルスに対しても有効とのこと。仕組みは、ヒトの細胞に侵入したコロナウイルスが増殖する際、ウイルスゲノムのRAN配列を複製しますが、モルヌプラビルを服用することでウイルスゲノムのRAN配列と構造が似てい...

一方、購入はコア10種銘柄ではスリーエム(MMM)を買い増しし、その他金融決済サービスのペイパル(PYPL)と半導体のエヌビディア(NVDA)・台湾セミコンダクター(TSM)を買い増し。コア10は今年の目標基準値を大幅にクリアしているので、サテライト銘柄を強化しています。

10月の第3木曜日を迎えましたので、設定した投資ルールに従い、今月も株を購入しました。今回は合計4銘柄+嫁さんの非課税口座でも年間枠いっぱいまで「楽天VTI」を買い増しし、久しぶりに大きな金額を投資に充てました。早くも冬の気配、そろそろ年末を意識するようになり、年末までに満足のいく形のポートフォリオに一旦整えたいと思い、温存しておいたキャッシュを投資に回してリバランス。どうせすぐに崩れるのですが、年に1度は整理しないとズルズルしてしまうので。今回の購入で一番ボリュームが大きかったのは、決済サービス...

10月に入り、株価は9月から反発の動きを見せておりますが、割安と思われる銘柄は更に売り込まれ、割高と思われる銘柄は新値を更新するなど、バリュー投資家にとっては天邪鬼な相場でした。

マイクロソフト(MSFT)やユニオン・パシフィック(UNP)など、上位に来ている銘柄は皆株価が下げた時に買い増しした銘柄で、ここに来て軒並み株価が上がっており、これまでの資手法が報われていることを実感し、ほくそ笑んでおります。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)やプロクター・アンド・ギャンブル(PG)などが順位を下がってきており、これらはコア5の頃からの構成銘柄ですし、そろそろ買い増しをしたいところ。

MRNA売却により、先月からは1銘柄の減少。決算をミスしたロッキード・マーチン(LMT)やスターバックス(SBUX)などが売り込まれましたが、LMTはまだ下げれば当然買い増し、SBUXは保有比率が低いので静観です。

上位10銘柄が初めて全てコア10で占めるに至りました。それにしてもコア10は盤石ですね。これならばもう少しサテライト投資で多少チャレンジングな銘柄に投資しても、コア10がしっかり支えてくれそうな安心感があります。

10月末のアセットアロケーションの状況

次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。

現金比率は前月の8.2%から27.7%へと大幅に上昇しております。後ほど記載いたしますが、これは今月ニューマネーを投下した影響です。

嫁さんのNISA枠を消化したりもしましたが、今後時間を分散して投資に充てながら、当初の計画通り現金割合は8~10%まで引き下げる予定です。

10月の配当金の状況

配当金の内容は以下の通りとなっています。

受取配当金は前年同月比で63%と大きくマイナスとなりました。保有銘柄1位と3位のナイキ(NKE)とUNPから配当金が入りましたが、昨年は高配当のフィリップ・モリス(PF)やチャイナモバイルなどを保有していたこともあり、その穴を補うには至りませんでした。

受取配当金の年間見込み額は、前月から変化はなく前年比で84%のまま。2022年の受取配当総額予想は、2021年と比べ98%と、今年よりも更に下回る見通し。

残り2カ月の投資で2022年の受取配当金見込みを2021年対比でトントンまで持って行き、あとは2022年中の買い増しと増配により、2021年対比でプラ転にしたいと考えています。

保有銘柄と資産の推移

最後に、資産の推移は以下の通りです。

2020年11月から10カ月続いた総資産の増加は9月でストップしましたが、今月再び上昇に転じ、前月比で+6.54%と大幅に上昇。過去最高値を記録した2021年8月と比べても+3.77%と上値を更新しました。

加えて、今月は久しぶりにまとまったニューマネーを投下。株価上昇と新たな資金の投入により、2021年8月の最高値からは+30.22%増えたことになります。

現金余力が多いので、すぐに投資に充てたいところですが、リスク分散のため、投資するタイミングはこれまで通り毎月第3木曜日に固定し投資をしていきます。チャンスと思えば多めに投資をしますが、5年以内に適正と思われる買付余力8~10%くらいまでに引き下げられば、と長い目で考えています。

さて、今年も残り2カ月、果たして最高値を更新し続けられるでしょうか。株価上昇局面は隣の芝生が青く見えるものですが、人は人、自分は自分と割り切り、手堅く、冷静に投資判断を下し、上がっても下がっても自分が納得できる投資を続けていきます。

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