【投資】日本株:帳票・文書管理ソリューションのウイングアーク1st(4432)を新規購入:追記有
いつ以来か記憶にないほど久しぶりに日本株を購入しました。購入したのはウイングアーク1st(4432)、MBOを経て2021年に再上場を果たしたソリューション開発企業です。
私自身SaaSなどのテック株には詳しくないのですが、2022年1月の改正電子帳簿保存法対応で各社のソリューションを比較した際、最も信頼でき、かつ使い勝手が良いと感じたのがウイングアーク社の文書管理「SPA Cloud」と電子取引・電子契約「invoiceAgent」の組み合わせでした。
社内で電帳法対応の周知徹底を促す身としては、法対応は当然のこととして運用面においてもできる限り利用者に負担を掛けたくないと考えていましたが、電帳法に対応した電子書類の保管や配信がどこよりも簡単にできたことがきっかけでした。
初期導入コストは多少掛かっても運用面を考えたらウイングアーク社一択では、と思えるほど優れた内容。特にSPAのAI OCRが抜群に優れているんですよね。企業のDXの促進が急務となっている状況下、本当に便利で。
開発競争は熾烈で、ラクスなど競合も多数存在しますが、国税庁からJIIMA認証を受け、タイムスタンプで真実性を確保できるソリューションは思ったよりも多くなく、企業の取引データを預ける上で信頼性や安心感の点では優位性が高く、他社より秀でていると感じます。
更に、invoiceAgent TransPrintで電子請求書を、invoiceAgent WingSignで電子契約(立会人型)を実現できるため、同社と契約することで社内のDX化が一気に進むのもメリット。
同社のソリューションならば無理をせず、まるっとするっと導入・運用ができ、経営陣・利用者・取引先の「三方良し」なソリューションであると感じ導入を推進する身としては大変有難いソリューションでした。
そんなわけで、電帳法対応には2年間の猶予が設けられましたが、しばらくは時流に乗り、業績も想定以上に伸びるのではないかと判断し、投資することにしました。
PERは四季報ベースで16倍前後、配当利回りは2%とまずまず。日本株については、いずれは全て売却する方針ですが、米国がインフレ退治で株価の先行きが怪しくなってきていることから、安定を求めて2022年最初の投資先として選びました。これで日本株は1銘柄増えて4銘柄となりました。
相場は下落基調で今後も株価はズルズル下げるかもしれませんが、2,000円を割り込んだら買おうと考えていましたので、ここらで一旦購入を決めましたが、果たして吉と出るか凶と出るか。何はともあれ、これでしばらくはポジポジ病も治まってくれそうです。
近々で第3四半期の発散発表も控えておりますので、楽しみに待ちながら、今年は今回のようにサテライト投資するための銘柄選定をしながら次の投資先を検討していこうと思っています。
追記:ウイングアーク1stの買い増し(1/21)
前回の購入から10も明けずに買い増しとなりました。いわゆるナンピン買いです。
「近々で第3四半期の発散発表も控えておりますので、楽しみに待ちながら・・・」なんて書きましたが、決算発表前に欲をかいて買ったら一晩で15%以上下落。その後もズルズルと下がり続け、あっという間に買値から30%も下落してしまいました。もう笑うしかない。
決算発表は正直想定通りの結果で、発表直後時間外で+15%跳ねていたのですが、ぬか喜びも良いところ。
アドビ(ADBE)のガイダンスが悪く、SaaS企業から投資資金が流出する地合いだったことに加え、株主でもあるSansanの決算がひどく悪かったこと、また、TDnetにはアップされていなかったのですがホームページに公開された中期経営計画で今後5年間は成長投資を優先する(=利益を圧迫する)等の理由から、機関の売りのターゲットになったものと思われます。
「やっちまったな」というのが正直なところですが、今後5年間の見通しはかなり明るいと考えており、買値から30%下で大体配当利回りも3%となることから、1,393円に指値して本日ヒットしました。
おかげさまで配当見込み額は順調に上昇中・・・。
通常であれば更に下げることはなさそうですが、この地合いの悪さは万が一の事態も十分考えられますので、次の下値目途を設定し、もしも更なる下落があれば喜んで買い増しようと思います。
TAGS: 4432 | 2022年1月12日