【投資】2022年6月の資産運用の状況(前月比+1.27%)上半期中に年間目標を1つ達成しました
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円安が止まりません。円ベースで資産を管理しているため、株価の下落を為替が吸収してくれている形ですが、年初からの株価下落の傷が浅く見えてしまい、自分自身勘違いしてしまいそうで警戒をしています。
ここまで一気に進んだ円安ですが、米国がリセッション入りし、FRBによる金利上昇ペースが緩やかになり始め、更に市場が金利の下落をも織り込み始めれば、そう遠くない時期に円高に戻ってくるでしょうし、その時には深手を負っていたことを再認識する気がします。
そんなわけで、一見順調に進んでいるように見えるポートフォリオ形成ですが、市場の動向を決めつけることなく、真逆に触れることも想定しながら慎重に資金の置き所を探った6月の運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
6月の取引の状況
6月は以下の銘柄を売買しました。
今月は米国株2銘柄の買い増しを実施しました。ホームセンター大手のホームデポ(HD)と世界的化学・電気素材メーカーのスリーエム(MMM)です。どちらもコア銘柄10種に採用しているポートフォリオの根幹を成す銘柄たちです。
毎月、①コア銘柄10種の最下位銘柄、②最も割安感のある銘柄、③成長性の高い銘柄の3つ分類からそれぞれ1銘柄ずつ選んで購入していますが、今月は①の最下位としてHDを、②の割安感としてMMMを選びました。③についてはイマイチ食指が伸びず、お休みです。
現在、コア10最下位はナイキ(NKE)。中国のゼロコロナ政策によるロックダウンの影響が懸念され、大きく値を下げています。恐らく次の決算では大幅に悪い決算を出し、株価が急落すると踏んでいますので、NKEの買い増しについてはそこまで待ちます。
3銘柄が2022年の目標未達の状態ですが、HDやマイクロソフト(MSFT)はほぼクリアの状態まで値を戻してきています。個人的に一押しだったユナイテッドヘルス(UNH)が第1位まで上昇し、珍しく思惑通り。せっせと買い集めてきた甲斐がありました。
6月は忙し過ぎて新たな銘柄を物色する余裕もありませんでしたが、当面は機械的にコア10の買い増しに注力し、ひと月でも早く、10銘柄全てが目標基準値をクリアすることを目指します。
6月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は前月18.5%から18.4%へと若干低下しました。変動が軽微だったのは夏のボーナスが入ったことによる影響ですね。金額ベースでは買付余力はまだ十分にありますし、いざとなれば債券クラスも処分します。
6月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
配当金は日本株1銘柄、米国株11銘柄、新興国株ETF1銘柄からぞれぞれ受領しました。1年で最も配当金が入る6月、毎月このくらい配当金があると嬉しいんですが、これからもコツコツと買い増しをして、せっせとキャッシュマシーンを作っていくしかありませんね。
2022年の受取配当金見込み額は6月末の時点で前年比+31%となりました。6月末までに前年比+30%到達を目指していましたが、なんとか到達しました。これは嬉しい!
年後半は買い増しをしても、配当見込み額に反映するのは来年以降になる可能性が高いので、2022年中の配当金受取額の上昇には期待できませんが、それでも年末までに前年比で+40~45%くらいまで伸ばせるよう、増配してくれそうな安定成長銘柄を中心に買い増しを進めていきたいと思います。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2022年6月は前月比で+1.27%とプラスに転じましたが、ボーナスによる資金流入や為替の影響によるところが大きく、素直に喜べる結果ではありません。3月末につけた最高値からは▲0.36%と肉薄しています。
年後半もインフレと利上げの攻防戦とリセッション入りするかに注視しつつ、そろそろ不動産バブルが弾けそうな予感がしており、その場合の影響について考えを巡らせながら、今からリスクに備えたいと考えています。
総資産はヨコヨコしていますがあまり気になりません。その間にも株をコツコツ買い増し、着実に力を蓄えているからです。いずれは爆発して大きく跳ね上がってくれるでしょうが、今はまだ準備段階。2022年中はとにかく安値をコツコツ拾って、しっかりと力を蓄えていきたいと考えています。
2022年7月4日