【投資】2022年9月の資産運用の状況(前月比▲3.68%)株価急落で買い増し出動準備
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9月下旬、予想どおりFOMCが0.75%の利上げを発表して以降、株価が暴落しています。0.75%の利上げは多くの投資家にとって既に折り込み済みの内容であったにも関わらずこれだけ下げたのは、インフレ退治が今後もまだまだ続くとの悲観的観測によるものでしょう。
年内は上げては下げてが続くと予想しており、「また下がってきたのね」くらいにしか思いませんが、業績見通しを引き下げる企業も出てきており、リセッションを意識して、景気後退にも耐えられる銘柄をしっかり絞り込んで投資をしていこうと考えています。
そんなわけで、最高値を更新した8月から大きく目減りしてしまった9月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
9月の取引の状況
9月は以下の銘柄を売買しました。
今月も米国株2銘柄の買い増しを実施しました。成長性の観点からマイクロソフト(MSFT)を、またコア銘柄10種のうち最下位をフォローする観点からスリーエム(MMM)をそれぞれ買い増ししました。
8月に比べると株価は下落し始めており、随分買いやすくなったと思ったのですが、冒頭のとおり株価はその後もどんどんと下落しています。毎月第3木曜日に投資をするルールですからタイミングは仕方がないのですが、早く次の投資がしたくてウズウズしています。
先にコア10の方をご紹介すると、株価急落で3銘柄が基準値を割り込みました。特にナイキ(NKE)は決算発表後10%以上の下落。景気後退が意識されると一般消費財、特にアパレルは投資家に嫌煙されて弱いですね。
NKEはハネウェル(HON)に抜かれ、11位に後退。業績見通しを再度精査してからにはなりますが、NKEは近く買い増しをする予定です。
ハイテクや半導体の下落は底が見えない状況ですが、アドビ(ADBE)やエヌビディア(NVDA)などはサテライト銘柄に位置付けており、目的はリスク分散なので、買い急ぐことはせずしばらく静観。
一方で、アニマルヘルスのゾエティス(ZTS)がかなり下がってきたので、こちらは買い増し筆頭です。景気後退でも業績への影響が限定的な銘柄に厳選して投資していきます。
9月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は前月18.0%から18.3%へと上昇しました。入金があったわけではなく、株価下落の影響により現金比率が増しただけです。
日本株にもそろそろ投資をしたいところですが、新たに銘柄選定する時間的余裕もなく、秋に入り、趣味にも時間を割き始めたので、しばらくは米国株の買い増しのみとなる予定です。
9月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
配当金は米国株12銘柄、ETF1銘柄からぞれぞれ受領しました。前年同月比で+59%と大幅に上昇し、7・8・9月と飛躍が続いています。この中で特筆すべきはVanguard FTSE Emerging Markets(VWO)。予想よりもだいぶ多かったですね。
年末までに前年比で+40~45%くらいまで伸したいところですが、現在は+35%の上昇にとどまる見通し。引き続き年内は今後も増配してくれそうな長期安定成長株を中心に、買い増しを進めていきたいと思います。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2022年9月は前月比で▲3.68%と大幅な下落となりました。しばらくはあらゆる物価指標と利上げのシーソーゲームに株価は右往左往される展開となるでしょう。いつどこで急反発するかもわからず、無心で粛々と買っていくことを心掛けたいと思います。
本来ならポジポジ病(株買いたい病)を発症する相場環境ですが、珍しく発症せずに落ち着いているのは物欲が少しずつ頭をもたげてきたせいですね。
投資はその時々の相場環境に対応するのみで、株価を追いかけても良い結果に結びつくとは限りませんから、投資に対し冷静でいられるなら物欲は大歓迎です。
TAGS: 運用報告 | 2022年10月5日