【BUY】Mont-Bell(モンベル)/クロスランナーパック15
最近ではちょっとした用事で出掛ける時には、決まって「ランニングで行けるかどうか」を考えるようになりました。
半径10km程度なら十分範囲内。交通渋滞にはまったり、駐車場を探したりすることを考えると、走ればランニングもできて一石二鳥、車よりずっと気楽だな、と。(思考が少々バグり始めているようです。)
ただ、荷物が持てないのが難点で、行きは楽でも帰りを考えると躊躇われる用件も多いため、手ぶらで走れるようランニング用リュック(バックパック)を探していました。
10kmで約1時間、ただ走るだけならその間家族への負担(主に留守中子守をする妻)も掛かりますが、もしもランニングついでに家庭の用事を済ませられるなら、ランニングも立派な家事手伝い。俄然ランニングにも行きやすくなり、一石三鳥です。
ランニング用なのでとにかく軽くて丸洗いもでき、荷物を入れて走っても中身が暴れないことが条件。
様々なメーカーから販売されていて、値段も手頃なモノも結構あって悩みましたが、実際に身に着けて走るモノ、値段と仕様を見ただけで購入判断するわけにもいかず、結局近所のMont-Bell(モンベル)で試着して購入を決めました。
今回購入したのはクロスランナーパック15、本来はトレイルラン用です。内容量7Lのクロスランナーパック7もあるのですが、少しはモノが入らないと用を成さないので15Lの方にしました。
素材は30デニールの超軽量ナイロンで、重さは308g。最初グリーンを購入したものの、ランニングウェアとの相性を考慮し、ガンメタに交換してもらいました。エンジ色のジップとコンプレッションコードがカッコイイです。
速乾性は高そうですが、撥水素材ではないので、雨の日などは中身を保護する必要はありそう。
ジップポケットは合計で3つ。うち1つは給水用のトレールウォーターバックを入れるポケットで、残り2つが収納用。今のところウォーターバックは入れる予定もないので、通常のポケットとして利用します。
メインのポケットは収納力も十分。着替えなどを入れることを想定していますが、革靴が2足入るくらいの大きさが欲しくて。先日The Asakusa Cobbler(ジ・浅草コブラー)に靴を修理にもっていきましたが、今後定期的に通うことになるので、ランニングで行きたいな、と。
修理する靴を持っていき、直してもらった靴を持って帰ってくる、往復15km弱はちょうどいい距離感です。
胸ポケットにはペットボトルやスマホを収納することができ、走る動作を邪魔しない位置にあるのはありがたいです。
特に、スマホは普段マルチポケットパンツの腰ポケットに収納して走っていますが、風景を撮影したり、音楽を再生したりするのにしょっちゅう出し入れしますから、この位置に入れておけるのは出し入れしやすくて便利。
そして何より優れモノだと感じたのは、脇の下にあるドローコードと荷物部分を覆うコンプレッションコード。どちらも背負ったまま下に引くだけでピタッと固定され、断然走りやすくなります。
次にショルダーポケットですが、ペットボトルは600mlまで入れることができます。飛び出し防止のボトルストッパーもついていて10~20km程度走るための水分補給としては十分ですが、実際に500mlのペットボトルを入れて走ってみると、ゆっさゆっさと結構揺れて気になります。
280mlくらいの小さなペットボトルにするか、大量に入っているうちはバッグの中に入れるかする必要はあります。
メリットもある一方で、やはり背負って走ることには当然不便さを感じることはあります。
背中の3Dメッシュはフィット感抜群ですが、体に密着する分暑く、背面は汗でびっしょりになります。メッシュにはなっていますから通気性はイイですが、当然定期的な洗濯は必要です。
また、重いモノを入れればその分走りにも支障が出ますから、身に着けずに走らずに済むならその方がいいですし、バッグに入れるモノも入るからとなんでも入れることなく厳選する必要があります。
とはいえ、実際に背負って走ってみると想像以上の便利さを感じずにはいられません。お陰でランニングの幅も頻度も広げてくれるのに一役買ってくれます。
これまではモノを持ち運べなかったので、どうしても帰路も考慮したコース設定を考えなければなりませんでしたが、今後は着替えや貴重品を持って走り、目的地でお風呂や温泉でひとっ風呂浴びて電車で帰宅・・・、なんて片道走も可能になります。やったぜ!
また、これまではスマホやキーケースなどの最低限の携帯品を持って走るためマルチポケットパンツでないといけませんでしたが、今後はパンツ選びの幅が広がり、毎回ポケットをパンパンにして走る必要もなくなりました。
新たなアイテムが加わり、今後ランニングには明らかにポジティブな影響を与えてくれるはず。今後寒さが深まるにつれて段々とランニングも不精になりがちですが、モチベーションをキープしたまま、冬を乗り切りたいと思います。
TAGS: Mont-Bell | 2022年10月11日