【投資】2022年11月の資産運用の状況(前月比▲1.03%)2023年に向けてPF銘柄見直し中
「投資運用状況」ページを更新しました。
金利上昇の効果がようやく経済指標に出始めました。FOMCによる急ピッチな利上げペースにも、そろそろ歯止めがかかるのではないかとの期待で株価は上昇傾向。一方為替はこれまでの急速な円安の巻き戻しが起きています。
さて、個人的には損出しも兼ねてこの1年で欲をかいて失敗した銘柄の精算などを進めています。2023年に新たな気持ちでスタートすべく、ポートフォリオの方針を今一度再確認をしたところでして、12月に大幅なリバランスを計画しています。
そんなわけで2023年への助走期間に入った11月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
11月の取引の状況
11月は以下の銘柄を売買しました。
今月は、米国株2銘柄の購入と、1銘柄の売却を実施しました。この他にもちょっとですが、試しに購入していた仮想通貨を全て処分しています。
退屈なポートフォリオに刺激を求めて購入したアップスタート(UPST)ですが、相場全体の株価が下がると退屈だったポートフォリオも一転、買い増ししたい銘柄で溢れて俄然活気づくので、無理して危うい銘柄に手を出すのは止めて、来るべき時まで我慢しようと改めて思いました。
変わり映えのしないポートフォリオですが、UPSTの売却で1銘柄減りました。無配銘柄であるPYPL、ADBE、AZEK、NCLHの身の振り方は現在検討中。売却を急ぐほど困ってはいませんが、購入時の投資理由を魔一度振り返って保有し続けるかを再確認したいと思います。
コア銘柄10種は現時点で全ての基準値をクリア。このまま年末を迎えてくれれば無事目標達成です。
しかし、一方で現在コア銘柄10種の構成銘柄を入れ替えるべく検討中です。コア銘柄10種は、EPSの成長性や配当、ワイドモートであるか、などを総合的に判断してセクターを分散して選定しています。
現在入れ替えが決定しているのは工業株であるスリーエム(MMM)をハネウェル・インターナショナル(HON)に入れ替え、MMMはサテライト銘柄(高配当株)に格下げを予定しています。
小売ではホームデポ(HD)からコストコ(COST)への変更や、金融株として新たにマスターカード(MA)を加える案も検討していますが、年内いっぱい時間を掛けて考えたいと思います。
11月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は前月14.9%から14.6%に若干続落しています。日本株も米国株も微減となりました。
間もなく冬のボーナスで臨時収入がありますが、来年に向けてのポートフォリオのリバランスに活用する予定。一部資産は売却しながら、現金比率15%前後は安定して維持したいところです。
11月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
配当金は、日本株2銘柄、米国株4銘柄からぞれぞれ受領しました。
TOKAIホールディングス(3167)は、前社長の不適切な会食等に関する調査が行われており、決算発表の遅れが気になるところ。配当や株主優待には影響はないと思いますが、場合によっては処分します。
年末までに前年比で+40~45%くらいまで伸したいところでしたが、未だ+36%と目標到達はもはや難しい状況。来年度の配当についても現在のところ+5%と、若干のプラスしかなく、今後の買い増しが重要になります。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2022年11月は前月比で▲1.03%と若干のマイナスとなりました。前月は上がり過ぎていましたから、調整は仕方がないですね。遠目で見れば順調な右肩上がり。決して投資方針は間違ってはいませんので、コツコツ買い進めていきたいと思います。
12月決算企業の動向が気になるところですが、来年に向けて個々の銘柄のレーティングを付けました。もちろん決算発表の後に、2024年の見通しに応じてまた更新しますので変わります。投資は自己責任でお願いします。
- 【A】COST、MA、UNH
- 【B⁺】HON、UNP、ZTS
- 【B】CME、HD
- 【C⁺】ADBE、JNJ、MCD、MSFT
- 【C】ABBV、RPRX、TSM
- 【C⁻】LMT、NKE、NVDA、PYPL
- 【D】AZEK、BLK、MMM
A・B:一定額までは優先的に買い増し
C:割安感がある場合に買い増し
D:売却候補。高配当・ワイドモートであるか否かで判断
TAGS: 運用報告 | 2022年12月6日