【投資】米国株:損出しの季節、アップスタート(UPST)の全株売却とCME、MSFTの買い増し
消費者物価指数の伸びの鈍化からドルが下落、円が急反発しています。一喜一憂する市場の反応に付き合うのは疲れるので、最近は月末と「投資の日」と位置付けている第3木曜日の前くらいしか株価を見なくなりました。
さて、そんなわけで11月も第3木曜日となり「投資の日」を迎えました。 次第に年末も意識され始めており、今月は損出しを念頭に1銘柄の売却も実行しています。
今回売却したのはアップスタート(UPST)。一世を風靡したフィンテック企業ですが、いやぁ大失敗でしたね。当時は株価もだいぶ落ちてきたかと思い購入しましたが、その後も株価は下げ続け、マイナスは▲77%にもなりました。
いずれはフェア・アイザック(FICO)のようになると思い期待したんですけどね。決算を見てみましたが、投資した当初の想定よりも大幅に下方修正されており、投資した前提条件が大きく覆ってしまっており「こりゃ駄目だ」と。
最初にちょこっと買ったところはまぁ良しとして、その後更に大きく下げたため、月を開けず立て続けに買い増ししたのが良くなかったですね。結果的に損失を広げてしまいました。
一度買ったら、次の買い増しまでには少なくとも1カ月は間をあけた方がいい。わかってはいるのですが、過去の経験がなかなか活かされないのがもどかしいです。
一方購入したのはCMEグループ(CME)とマイクロソフト(MSFT)。MSFTはコア銘柄10種の中で最下位だったので機械的に買い増しを実施。結果的に最下位を脱しコア10中で7位に浮上。全体では8位といったところ。
一方、CMEは保有銘柄の中で成長性と割安感のバランスが良かったので買い増しをしました。CMEは15位に上昇しています。
CMEはブラックロック(BLK)と同程度保有しようと思っており、今回の購入で先を行くBLKに肉薄してきました。
最後に配当金の流入見通しについてでですが、2022年は前年比+37%程度で着地しそうです。今後の投資は自ずと2023年度に向けた投資となりますが、引き続き受取配当金の増加を目指したいと思います。
現時点では2022年対比で+6%となっておりますが、増配と更なる投資により2023年末までに+35~50%を実現したいところです。