【投資】2024年2月の資産運用の状況(前月比+4.48%・最高値更新)年初から10%超上昇

投資・マネー

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AIブームで市場は活況、大注目を集めたエヌビディア(NVDA)の決算も無事に通過し、2月も株価は大幅続伸して終了しました。昨年大きく上昇した株式相場ですから、2024年はしばらく調整するかと思いきや、こちらが心配になるほどの好調ぶりが続いています。

特に半導体やAI関連株への積極的な投資が目立ちますね。「第2のNVDA」を探す動きが活発になっていると感じます。書く言う私も、今がまだAI時代の初期段階にあるならば、他の銘柄にも手を伸ばしてみてはどうか、と何銘柄か検討を開始しています。

とは言え、この上昇傾向がいつ反転するとも限らないので、前のめりになり過ぎないよう株価上昇のたびに警戒感を強めた2024年2月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。

2月の取引の状況

2月は以下の銘柄を売買しました。

  1. 割安感:ペプシコ(PEP)
  2. 成長性:ゾエティス(ZTS)
  3. コア10最下位:ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
  4. その他:GLP投資法人(3281)

今月も上記3つの視点から株式をチョイスし3銘柄を購入しました。いずれも保有銘柄の買い増しで、2024年前半は着実にポートフォリオの地盤固めを進めていく方針です。

加えて、久しぶりにJリートからGLP投資法人(3281)を新規購入しました。分配金目当てで新NISAの成長枠での購入です。日本株とは対照的にだだ下がりのJリートですが、「そろそろ反転するのでは」と思い物色しました。

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さて、話は米国株に戻し、コア銘柄10種について。ポートフォリオの中核を成す10銘柄として業種、営業利益率、EPS成長、配当、参入障壁などを総合的に勘案して選抜しています。

年初に目標基準値を20%引き上げたにも関わらず、2月末で既に6銘柄がクリアしている状態。ちょっと早過ぎる気がします。

感覚的には、年前半までにコア10に指定した10銘柄全てが目標基準値をクリアすることを目指し、年後半でサテライト投資に資金を回すという計画ですが、このペースですとだいぶスケジュールが前倒しになるかもしれません。

コア10以降は、NVDA、マスターカード(MA)、イーライ・リリー(LLY)と勢いのある株が続いています。いずれも「もっと買っておけば良かった」と思う銘柄ですが、贅沢な悩みですね。ちょっとかじっただけで、あとは勝手にどんどん成長してくれるのですから、有難い限りです。

2月末のアセットアロケーションの状況

次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。

現金比率は6.8から5.8%へと下落しました。堅調だった日本株については一服感がありますが、日経平均株価を押し上げているのは主に大型株で、中小型株が多い自分のポートフォリオが伸び悩んでいるだけな気もします。

地味ですが毎月コツコツ積み立てている金(ゴールド)も、依然として価格上昇が続いており、気付けば新興国株とほぼ同等の2.2%まで成長していることに驚かされます。

2月の配当金の状況

配当金の内容は以下のとおりとなっています。

配当金は、米国株5銘柄からぞれぞれ受領しました。プロクター・アンド・ギャンブル(PG)とアッヴィ(ABBV)からの配当が大きく、前年同月比で+31%でした。

配当金流入額を年間25%のペースで成長させたいと考えています。現時点での見込みは+18%。今年に受け取れる配当に反映させるためには、前半に投資しないといけません。

冒頭にもあるように、アームホールディングス(ARM)やパランティア・テクノロジーズ(PLTR)などAI関連の投資先を検討していますが、AIや半導体関連では既に複数ポートフォリオに組み入れていますので、二匹目のドジョウを狙う必要があるのかはしっかり考えたいところ。

AIブームが短期的なものなのか長期的な潮流なのかを見極めながら、投資先は決して雰囲気では買わず、しっかり内容を吟味して決めていこうと思います。

保有銘柄と資産の推移

最後に、資産の推移は以下のとおりです。

2024年2月の総資産額は、前月比で+4.48%と大幅続伸し、1月の上昇+5.92%と合わせて、年初から10%以上の上昇となりました。

いささか上昇ピッチが早い気もしますが、ポートフォリオを確認すれば、今は投資過多でもなく、逆に投資が足りないわけでもない、ちょうどいいバランスな気がしており、売買を急ぐ状況でもありません。

ただし、最近日本の決算短信を見てみると、中小型株を中心に業績見通しはさほど良くないと感じることから、米国より先に日本の景気後退が来るような気もしており、キャッシュを多めに用意すべきと感じた際には日本株を売却する予定です。

新NISAが始まり株価は絶好調。皆が浮かれている時だからこそ、個別株の状況を丹念に観察し、粛々と投資決定を下していきたいと思います。

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