【投資】J-REIT:物流系リートの雄、GLP投資法人(3281)を新規購入

日本プロロジスリート投資法人(3283)と双璧を成す物流系リートの雄、GLP投資法人(3281)を新規購入しました。Jリートはコロナショックの際、大半の銘柄を手放して以来久しぶりの新規購入です。

年初から絶好調な日本株とは対照的に、日銀による金融大規模緩和の修正観測で大きく下げているJリート。米国株も日本株も株価が大きく上昇して買い難い状況下、今や投資妙味はあるのはJリートくらいではないか、と。
そんな中でも物流系リートは大きく値崩れを起こしています。コロナ禍には大きく株価が上昇した物流系リートですが、用地さえあれば比較的建設しやすい倉庫はコロナ特需で多くの企業が建設に着手し、現在は供給過剰な状態。
長期的にはEコマースの更なる成長や、2024年問題を受けてのサード・パーティー・ロジスティクス(3PL)の進展など、物流系リートのニーズは今後も堅調と考えますが、如何せん4.5%程度の分配金利回りではリスク要因の方が目立ち、嫌煙されやすいかもしれません。

ポートフォリオに組み入れているJリートは、コロナショック以降アドバンス・レジデンス投資法人(3269)のみでしたが、今回GLP投資法人を購入したことで2銘柄になりました。

NAV倍率(株式でいうPBR的なもの)は0.78で、コロナ直後は1.2を超えていましたから、当時公募増資(PO)が何度かあったと記憶していますが、今となっては申し込まなくて正解だったかもしれません。
とは言え、キャピタルゲインは当面期待できません。現金で寝かせておくよりはマシ、程度で投資しています。

2月権利確定に間に合いましたので、今年の配当金にフルで寄与します。2024年の配当金流入予定額は、前年比で+18%まで増加しました。やったぜ!
株式が高止まりするようであれば今後もJリートは投資の選択肢とは思いますが、米国では商業不動産の下落でNYバンコープやあおぞら銀行が大きな損失を計上しましたので、不動産セクターへの投資判断は慎重に下したいと考えています。