【投資】2024年3月の資産運用の状況(前月比+2.64%・最高値更新)AI革命への期待高まる

投資・マネー

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エヌビディア(NVDA)を中心としたAI革命の潮流に注目しています。これまでデスクトップ主流だったパソコンの在り方が、データセンターとエッジコンピュータによるアクセラレーテッド・コンピューティングに変わりつつあります。

データセンター向けGPUではエヌビディアが独走、更に新製品でライバル社との引き離しを図っており、CPUではスマホ向けが主流だったアーム・アーキテクチャが、サーバー向けにも利用されインテルのX86を駆逐する動きを見せています。

DPU(データ・プロセッシング・ユニット)やNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)など、聞き慣れない用語に追いつくのも容易ではありませんが、アクセラレーテッド・コンピューティング、そしてエッジAIの未来について、調べれば調べるほど面白く感じます。

さて、そんなわけで最近の流行り病に罹患した感もある、2024年3月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。

3月の取引の状況

3月は以下の銘柄を売買しました。

  1. 割安感:マクドナルド(MCD)
  2. 成長性:パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、アクソン・エンタープライズ(AXON)、アーム(ARM)
  3. コア10最下位:ユナイテッドヘルス(UNH)

今月も上記3つの視点から株式をチョイスし5銘柄を購入しました。内、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、アクソン・エンタープライズ(AXON)、アーム・ホールディングス(ARM)の3銘柄は新規購入です。

【投資】米国株:パランティア・テクノロジーズ(PLTR)を新規打診買い
パランティア・テクノロジーズ(PLTR・以下「パランティア」という)はビッグデータ分析用のソフトウェアプラットフォームを提供とする米国の上場企業です。設立は2003年、ペイパルマフィアのピーター・ティールと、現CEOのアレックス・カープらによって設立されました。設立は2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件がきっかけと言います。最初の顧客は米国のCIA(中央情報局)で、以降米防総省や諜報機関、米陸軍、同盟国政府機関など、高度に機密性の高い情報処理を支援しており、2011年のオサマ・ビンラディンの潜伏先の特定に...
【BUY】米国株:アクソン・エンタープライズ(AXON)を新規打診買い
パランティア・テクノロジー(PLTR)に続き、アクソン・エンタープライズ(AXON・以下「アクソン」)を新規購入しました。(パランティアも同じタイミングで追加購入)アクソンはテーザー銃の製造で知られ、米国の多くの州警察に採用されている公共安全機関関連銘柄です。テーザー銃とは電極発射型のスタンガンで、6メートルほどの距離から5万ボルトの電撃を与えられるとされています。アクソンはこのテーザー銃の他、センサー事業(ボディカメラ)、そしてAxonカメラで撮影したデータを保存・分析、位置特定や人工知能との連携によ...

新規3銘柄はいずれも高値掴みかと思いますが、冒頭に記載したAI革命の変化を直接肌で感じるには、投資していた方がより実感しやすいかと思い、それぞれ少額ずつ購入しています。一方で、生成AIの進化で脅かされると考えるアドビ(ADBE)を全株売却しています。

これで先進国株は25銘柄となりました。エヌビディア(NVDA)が第9位と、コア銘柄10種の牙城に食い込んできました。

一方、日本株はナカニシ(7716)を全株売却しました。買収した海外子会社の不振と負ののれん代が業績に重く圧し掛かり、高い営業利益率に期待して投資した前提条件が崩れたためです。

KeePer技研(6086)についても、2月の業績が悪く、これはダイハツはじめとするトヨタ子会社の不祥事による一時的な出荷台数の減少による影響と考えておりますが、3月の月次報告も芳しくなければ売却予定です。

数年ぶりに株主総会にも足を運びました。訪れたのは東海カーボン(5301)の株主総会。長坂社長のお話を直接お伺い、改めてしっかりホールドしようという気持ちになりました。ちなみに、株主優待も今年から長期保有で3,000円にアップグレードしました。ありがたや。

さて、話は米国株に戻し、コア銘柄10種について。ポートフォリオの中核を成す10銘柄として業種、営業利益率、EPS成長、配当、参入障壁などを総合的に勘案して選抜しています。

年初に目標基準値を20%引き上げたにも関わらず、3月末で7銘柄がクリアしている状態。決算発表後急落したナイキ(NKE)が他の銘柄と比べて大きく落ち込んでいます。

中国リスクを抱えて株価はずっと冴えないので、今後コア10からの入れ替えも検討しなければならないかもしれません。

3月末のアセットアロケーションの状況

次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。

現金比率は5.8から6.3%へと下落しました。アドビ(ADBE)やナカニシ(7716)を売却したためです。

毎月コツコツ積み立てている金(ゴールド)も、依然として価格上昇が続いており、2.3%まで成長しています。

一方日本株は若干ポジションを落としました。3月末でまた多くの銘柄が株式分割をしているので、今後株価の調整があった際にはすぐに購入できるよう気になる銘柄の分析は進めておきます。

3月の配当金の状況

配当金の内容は以下のとおりとなっています。

配当金は、日本株3銘柄、米国株10銘柄、新興国株ETF1銘柄からぞれぞれ受領しました。

3月は前年同月比で85%に落ち込んでいますが、本来はあと4銘柄ほど受け取るはずだった配当金が4月にずれこんだためです。配当金流入額を年間25%のペースで成長させたいと考えていますが、現時点での見込みは+23%と残り2%のところまで上がってきました。

前年比+25%の達成が早くも見えてきたことから、冒頭にもあるように、アーム・ホールディングス(ARM)やアクソン・エンタープライズ(AXON)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)などAI関連の無配株を買い集めようという気にもなれました。

アクセラレーテッド・コンピューティング潮流を追いながら、投資先は決して雰囲気では買わず、しっかり内容を吟味して決めていこうと思います。

保有銘柄と資産の推移

最後に、資産の推移は以下のとおりです。

2024年3月の総資産額は、前月比で+2.64%と大幅続伸し、年初から+13.59%の上昇となりました。

基本的には長期保有が前提ですが、保有銘柄数が多くなってきていることもあり、革命がrに対する当初の投資目的と現状の再確認を定期的にきちんとこなし、前提が崩れた銘柄は適宜処分していくようにします。

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