春の目覚め。ビオトープの復活、クヌギとレクチェの芽吹き、それからポポラスの植え替え

サボテン・植物

冬の間にメダカはすっかり死に絶え、エビたちもパタパタと横たわり、マツモすら痩せ細ってスカスカだったビオトープの水面がやけに慌ただしい。

覗き込むと全滅したと思われたメダカたちがエサを求めて泳いでいるではないか!白い個体の他にも冬の間暗くて見えていなかった真っ黒い個体が群れを成して泳いでいる。まさかの事態に心底驚くと同時に、冬の間ジッと耐え抜いてくれたことに涙が出そうになるほど嬉しかった。

全くエサを食べない時期も、PSBだけは入れ続けたのが良かったのか、ビオトープの壁面にはびっしり藻が生えていて、きっと飢え死にから助けてくれたのかもしれない。

そんなこんなで、春です。

秋に子どもたちと拾ったクヌギを本格的な冬に入る前に植えていましたが、ちゃんと芽が出ました。

クヌギの実を選別し、子どもたちと誰のクヌギが最初に芽を出すかを競争していました。

最初に芽が出たのは緑に塗ったつまようじ=自分のクヌギ。やったぜ!芽吹いてからややひょろっとした印象ながらスクスクと伸びています。

こちらは洋梨の仲間のレクチェ・・・だと思う。子どもがスーパーで目新しい果物を見つけては「買って」とせがみ、食べては種も大事に植えるので、鉢がどんどん増えてどれがどれだか分からなくなりかけています。このレクチェも冬の間ベランダに出しっぱなしでしたが、芽が出ました。

寒風に当たり葉の一部が黒くなっていますが、大丈夫そう。

ハルは最近、将来農家になりたいと言っています。アボカドも順調に育っていますし、植物を育てる楽しさを覚えたんでしょうね。生き物が大好きなので、すごくいいんじゃないかな。

こちらは自分が管理するポポラス。冬の間、強風で倒れた際に鉢が割れてしまいました。寒さで根が傷まないか心配でしたが、冬の間の植え替えは危険なので応急処置だけして春の到来を待っていました。

用意したのはスリット鉢の10号。これまでより一回り大きいサイズ。

ハンマーで素焼き鉢をカチ割ると、根がしっかり回っていることが確認できました。植え替えにはちょうどいい頃合いでしたね。

土は最近ずっと、赤玉土とゴールデン培養土と鹿沼土を3:2:1でブレンドして使っています。サボテンもバオバブも、オージープランツも全部この配合。この土に植物の特性に応じてマグァンプKを入れたり入れなかったり。

冬の間家の中に取り込んでも、部屋に虫が湧かないのがイイ。

このポポラスは一度枯れかけて、「もう駄目だ」と諦めていたら根元からまた別の芽が2本出てきた復活組。本来なら片方を切って、1本に選ぶべきなのでしょうが、それぞれしっかり立ち上がってきており、どうしても選べないでいます。

冬の間、不織布も被せず寒風に晒し続けていましたが、この冬は特に強風の日が多く、あちらこちらに葉が叩きつけられボロボロ。春の新たな葉に期待します。

今年はさすがに成長点を止めて、横に株を太らせるつもりです。借り暮らしのベランダでは限界がありますから。

最近、日に日に思いが強くなっていることがあります。それは、バオバブやユーカリなどのオージープランツ、その他好きな植物に囲まれた庭のある田舎暮らしへの願望。

いつか訪れるセカンドライフで実現するのもありだけど、老後の夢だなんて気が遠くなる。日常に緑のない、土のにおいがしない土地では息苦しく、最近ヤケに田舎の風景が恋しくなります。

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