【投資】2024年5月の資産運用の状況(前月比+2.71%・最高値更新)決算通過で明暗分かれる
「投資運用状況」ページを更新しました。
繁忙期に入り、相変わらずブログは更新が滞っておりますが、ランニングと投資だけはコツコツと続けています。ポートフォリオに手を加える余裕がない時ほどパフォーマンスは好調、という定説どおり、5月は堅調に続伸しました。
それでは早速、2024年5月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
5月の取引の状況
5月は以下の銘柄を売買しました。
- 割安感:KeePer技研(6036)
- 成長性:アーム(ARM)、パランティア(PLTR)
- コア10最下位:ナイキ(NKE)
- その他:ローム(6963)、豊田合成(7282)
今月も上記3つの視点から株式をチョイスし6銘柄を購入しました。内、新規で購入したのは豊田合成(7282)です。自動車用のエアバッグなど、車体用部品を手掛ける印象の強い豊田合成ですが、パワー半導体で期待されるGaN(窒化ガリウム)の種結晶を取り出す技術で注目されています。
半導体を調べるほどに、日本の半導体銘柄がどんどんと増えていきますが、これは継続的な観察目的と政府主導の”日の丸”半導体への期待によるものです。半導体と一括りに行っても、前工程の東京応化、後工程のレゾナック、次世代パワー半導体のロームと豊田合成と様々。
一方こちらは先進国株。こちらもMSFT、NVDA、ARM、PLTR等、AI、半導体関連銘柄が増えてきています。そして注目すべきはエヌビディア。あっという間にコア銘柄10種を抜き去り、保有割合で第2位に躍り出ました。ドルベースで5倍、円ベースで6.5倍に急伸しています。
間もなく10:1の株式分割を控えていますが、分割後は規律を優先し、一部売却を検討します。
さて、こちらは先進国株の状況。今年の目標は、①コア10全銘柄の目標基準値クリア、②配当流入額前年比+25% の2つですが、①についてはジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とマクドナルド(MCD)が軟調で、若干基準値を下回っています。6月中には10銘柄全ての基準値達成を目指します。
5月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
新規銘柄の購入もあり、現金比率は4.8から3.8%へと下落しました。現金については、6月に夏季賞与の流入があるため、現金比率は低めでも容認。今後スポットである程度まとまった資金を追加投入する可能性もあり、現金余力が無くなり次第実施します。
これまで順調に上がっていた日本株、金(ゴールド)については、横ばいといったところです。
5月の配当金の状況
配当金の内容は以下のとおりとなっています。
配当金は、日本株1銘柄、米国株5銘柄、Jリート1銘柄からぞれぞれ受領しました。
2024年の配当金流入額について、今年の目標のうち②配当流入額前年比+25% については、先月達成済みでしたが、配当貴族だったスリーエム(MMM)が大幅減配で+22%まで低下してしまいました。まずは再び配当金流入額を前年比+25%に戻すことが最優先です。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下のとおりです。
2024年5月の総資産額は、前月比で+2.71%と、年初から最高値を更新し続けています。
決算を機に、株価は明暗が分かれていますが、どちらかと言えば、株価が低迷している銘柄よりも、急伸しているNVDAなどのテック銘柄の方が心配です。
上昇した時は資産の増大をしっかり享受でき、一方暴落した時にも動揺しない程良いポジション、そんな都合の良いボリュームゾーンが、猫の額ほどですが心理的に存在します。
期待とリスクを天秤にかけて、各銘柄ごとにそのスイートスポットを探し調整する、2024年も折り返し地点が見えてきた今、着手しなければいけない課題です。
TAGS: 運用報告 | 2024年6月6日