【投資】日本株:シリコンウェーハ専業のSUMCO(3436)を新規購入

シリコンサイクルの谷で目下株価が低迷中のSUMCO(3436)を新規購入しました。シリコンウェーハでは信越化学工業(4063)に次いで世界第2位ですが、顧客の在庫が大幅に積み上がっており、業績を大きく落としています。

半導体について調べるほどに、日本株で関連する銘柄について興味が湧き、勉強のために少しずつ買っています。前工程の東京応化工業(4186)、後工程のレゾナックHD(4004)、パワー半導体のローム(6963)、そして今回、シリコンウェーハのSUMCOの購入に至りました。

先端用の300ミリは需要も堅調ですが、レガシー用途の200ミリは需要が低迷しており、回復は2025年後半になる見通しとのこと。
シリコンサイクルのとおりであれば、いずれ株価も上昇に転じるはずですので、数年放置すればいずれ持ち直すものと想像します。
ただし、中国では自国で生産したシリコンウェーハを優先的に使用するなど、自国優先主義は米国に限らず世界各国に広がりを見せているように感じ、いくら品質が良くても思ったより需要が回復しない可能性には注意が必要です。

個人的には「縁の下の力持ち」的な素材株が好きで、日本株の中で世界で戦えるのもやはり素材だと思っていますので、日本株のポートフォリオは段々と素材株ばかりになってきています。
ローム(6963)と同様、業績低迷下での逆張り投資は自分の苦手とするところですので、普段なら手を出さないのですが、関心のある産業ですので業界研究と応援を兼ねて買ってみました。
いずれ報われることを願いつつ、SUMCOを通じて業界の動向を注視していきます。
TAGS: 3436 | 2025年2月3日