配当金を再投資、複利の基本
現在、日本経済新聞の「私の履歴書」でアサヒビールの元会長瀬戸雄三さんが
連載をされていますが、僕にとっての毎朝の楽しみとなっています。
商船三井の顧問生田正治さんの時もそうでしたが、投資先の企業の苦労話を読むと
企業に対しての愛着も大いに湧きます。
これからも素晴らしい企業に投資と言う形で関わりたいなぁと思う今日この頃です。
さて、このところ取引は日本株式ばかりですが、5月も終わりに差し掛かり、
相場が少し下げたところでまた日本株をちょこっと買い増ししました。
本来であれば大きく下落した時に買い増すのが常なのですが、
日本株式からの配当金が貯まっていましたので、複利効果を生かすため
例外的にこのタイミングでの日本株式に再投資とあいなりました。
あまり機を狙い過ぎても下がるとは限りませんし、
それに、5月は下げるという定説の真偽はわかりませんが、
6月にはボーナス資金も流入するので、少し早めに動こうかと。
今回は、安心度・確実度が高く(株で安心・確実はありませんが)、
十分割安感のある銘柄のみを対象としました。
虎の子の配当金ですから普段よりも確実性を優先ということで。
基本的にはバリュー株候補銘柄の中から選びます。
その中でも、今期の震災の影響で業績見通しが不透明な企業が多い中、
決算時にしっかりと成長軌道を示した、旭化成と住友金属鉱山の2銘柄を
今回新たにポートフォリオに加えました。
いきなり単元は難しく、どちらもS株です。
まぁ株主優待等はなく配当金だけですから単元株の保有は必要ありません。
どちらもPERが10倍前後と割安感が強く、配当利回りも2.5%前後とそこそこ。
予想ROEも9%以上ですし、業種としても化学、非鉄は保有していないため
分散効果も狙えると踏んでいます。
まだ余力は残してあるので、下げれば買い増し、上げれば静観の構えです。
これで、保有銘柄は8銘柄。
目標は10銘柄ですが、バリュー株とはっきり言えそうなものは見当たらないため、
当分は見守る形になりそうです。
次は気になる個人向け国債。
6月3日から募集開始?
財務省のホームページには詳しく書いてないのですが、CMはやってますね。
こんな時だからこそ国債の購入も検討したいと考えています。
【保有銘柄】
日揮(建設)、アサヒビール(食品)、エーザイ(医薬)、旭化成(化学)、住友金属鉱山(非鉄)、栗田工業(機械)、本田技研工業(自動車)、商船三井(海運)
2011年5月30日