ブリーフケースに何を求めるか?
腱鞘炎になりまして・・・。
ランニングでヒザを痛めたことは以前書きましたが、それより以前から右手首に軽い腱鞘炎を患っており、それが最近になって徐々に悪化している様子(齢ってヤーネ)。で、なるべく右手を使わないようにしているのですが、ビジネスバッグが重過ぎるせいだ、と嫁さんからクレームがつき、もっと軽いブリーフケースに変えるよう忠告を受けました。
愛用のTUMI(トゥミ)のバッグを重いと思ったことはないのですが、バッグ単体では重量が無くても、収納が多く機能性に優れているとつい詰め込んでしまうため、全体的にはかなり重くなってしまうらしく、確かに今の状況でこのバッグを持つのはしんどいかもしれません。年末には1年越しの目標であるレザーバッグを買おうと目論んでおりますが、その前になんらか対処しなければいけない状況に直面しております。
そんなわけで最近は軽さとシンプルさに重点を置き、ふらふらとブリーフケースを探しています。
【ナイロンバッグなら】
筆頭はオロビアンコやフェリージに代表されるイタリア製ナイロンバッグ。でも、正直今更だよな、なんて思ったり。意識して街中を眺めてみるとほとんどがナイロンバッグ。しかも経過と共に型崩れしたりナイロンが毛羽立ったり、消耗感が割とクッキリ出てしまうようで寿命も短そう。
【候補1~フェリージの場合~】
街行く人を見渡すとかなりの確率で見かけるフェリージのナイロンバッグ。ナイロンとレザーのツートーンは確かに魅力的。シルクのようなナイロンやレザー使いには高級感があり、気になる存在。
ただ、本当にそれでいいのか、と問いかける自分がいることも確か。いや、流行り廃りは気にする必要はないでしょう。日本ではユナイテッドアローズの傘下ですから、ブランド価値が後退することはなさそうですが、問題はそれを使う自分自身かと。
ナイロンバッグの検討するに当たっては、バッグの寿命を考える以前に、そのファッション性なども含め、自分の中で何歳まで使うか、何年で償却するか、といった先行きの目途をつけることが必要そうです。
ちなみに重量は730g。
【レザーバッグなら】
一方、レザーバッグも色々ありますが、ファブリック自体が重いので作りを簡素化しない限り軽量化はできません。レザーなのに革を薄くするなど、無理に軽量さを求めるとレザーの良さが打ち消されてしまいかねませんし、それこそ本末転倒な結果になりそう。そもそもレザーに軽量性を求めること自体に疑問が出てきます。
【候補2~グレンロイヤルの場合~】
ブライドルレザーと言えばグレンロイヤル。個人的にグレンロイヤルのウォレットも持っているし、ブライドルレザーながら限りなくシンプルな作りで軽量化を実現している点でちょっと気になる存在。
でも、なんだか一昔前のヤンキーが鉄板を入れてそうなペッタンコの手提げカバンのような印象があり・・・。
重量は645gとのことだが、実際持った感じではもっと重い印象。レザーゆえレザーの厚みなどで個体差がありそうです。とはいえ仮に700g~800gとしても、レザーバッグにしては超軽量。
ってか、このお店、かなりお安いですね。
かといって合皮や機能性新規素材では、雨を弾く、耐久性がある、軽い、と長く使えそうですが、多分自分が長く使おうとしないでしょうね、きっと。
考えれば考えるほど悶々としてきて、結局「トゥミを左手で持てばいいんじゃね?」って考えにもなってきていますが。そんなわけで焦ることなく、重量は1kg以下、可能なら800g以下を目標にいいモノがあったら、という程度で探してみたいと思います。軽さや機能性、華美などを追い求めると(色んな意味で)長く使えないと思っているだけに、この考えを覆すモノ、もしくは折り合いのつくモノが見つかるといいのですが・・・。
・・・続く。
2013年6月23日