ビーワックスで贅沢靴磨き
プロ野球、日本シリーズが始まりましたね。
一年の集大成という時に巨人がお家騒動で盛り上がるムードに水を差し、
巨人ファンとしては本当に申し訳ない限り。
今回の件、原監督が「残念」と吹いていますが、チームが弱いからこうなるのであって、
監督、あなたにも結構な責任があると思いますよ・・・。
さて、前振りは長くなりましたが、日本シリーズ第一戦。
巨人の内輪の小競り合いなど吹きとばすようなイイ試合でしたね。
流れというものは怖いもので、序盤から劣勢だった中日がジッと耐え、
最後に逆転する様は、中日の意地、執念を感じます。
どちらのチームのファンでもない僕が見ても盛り上がる好試合、
巨人にも見習ってもらいたいものです。
そんな野球中継をみながら例のごと靴を磨いていました。
普段は、M.モゥブレィのクリームを使うのですが、クリームが切れたので
いつもとは違うクリームを購入してみました。
蜂の分泌ワックスを配合により皮革との相性が良く仕上がりが滑らか!3150円以上お買い上げで送… |
これ、ポウルセンさんのブログで、ラドナーのケアに使われていたモノ。
詳しくは当時のエントリーをご覧いただきたいのですが、
仕上がり具合に、んまぁ~ビックリしたわけです。
それからコルドヌリ・アングレーズのビーワックスがずっと気になっていたのですが、
ちょうどクリームが切れたので、試しに購入してみました。
蜜ろう配合のクリームではサフィールを使ったことがあるのですが、
サフィールは着色力が強すぎ、注意深く薄く延ばしてもかなりの確率で
色ムラになってしまい、しかも一度ついたムラはなかなか落ちないので
「・・・駄目だこりゃ」と。
それ以来ずっと使っていませんでした。
さて、同じ蜜ろう配合のコルドヌリ・アングレーズ(以下「コルド」)の使用感はというと、
結論としては「すごくイイ!!」です。
まず開けた際の香りがイイですね。
モゥブレィは結構溶剤臭がしますが、コルドはテンションが上がる甘こうばしい香り。
色はモゥブレィよりかなり濃いです。ビーワックスゆえ粘りがあるせいでしょうか。
着色力も強く、若干色のトーンが濃くなりました。
しかし、サフィールほどのベトベトした粘りではないため色ムラができません。
粘りはあるけどよく延びるので、均一に塗れる、という言い方もできます。
そしてはっきり感じた特徴は革のしっとり感。
瑞々しさが、モゥブレィの時とは結構大きな差が出ている気がします。
「おぉっ?これはイイかも・・・!」と思わず嬉しくなりました。
そのあと、別の靴をモゥブレィでも磨いてみましたが、
コルドのあとだからかクリームがさらさらしているように感じます。
コルドの粘度は絶妙な加減な気がします。
また、余談ですが僕は靴底まで同じクリームを使うので、
コルドの大瓶は量があって結構便利ですね。
う~ん、もっとはやく使っていればよかったなぁ。
ところで皆さんの靴磨きってどんな感じなのでしょう?
僕の場合、毎週末のケアとしては
1.ブラッシング 2.クリーム塗布(靴底も) 3.放置(30分強) 4.乾拭き
5.ブラッシング 6.また乾拭き 7.ストッキング乾拭き
といった感じ。滅多にポリッシュはしません。
いい革ほどポリッシュのし甲斐がなく、リスクが高いので。
また、1ヶ月に一度くらいデリケートクリームを入れるのですが、デリケートクリームが
ポリッシュを浮き上がらせてしまい、ポリッシュし直さないといけない、
という面倒臭さもあります。
靴磨きなんぞ人それぞれで正解はないんでしょうけど、
光っている靴を履いている人を見ると、ついつい磨き方が気になってしまいます。
TAGS: Care | 2011年11月12日