続・既製品 VS パターンオーダー(ワイシャツ編)

ファッション

以前、麻布テーラーで注文したワイシャツが仕上がってきました。

 

麻布テーラー/パターンオーダーシャツ(2)

化粧箱に納められており、ちょっと嬉しい。

完成したシャツの仕上がりについて感想をまとめたいと思います。

 

【サイズについて】

当然のことながらレディメイドと比べてフィット感は高く、

腰回りのもたつきや袖丈などが改善されてほぼマイサイズに。

型紙のパターンが多い分、より自分の体に近いサイズに仕上がる点は

想定していたよりも満足感が高いです。

ちなみに、袖口ボタンの位置について、手首を測ったにも関わらず

ピッタリとした感じが得られなかったので、詳しく聞くと

袖口のカラーも手首の太さごとのパターンになっているとのこと。

結局袖口ボタンは自分でボタンをつけ直しました。

 

【仕様について】

■ワイドカラー ■胸ポケットレス ■前立て無し ■カラーの固さ:ハード
■白蝶貝ボタン(オプション) ■ネーム刺繍(オプション)

仕様についてはクラシックスタイルに合うように選びました。

カラーの固さは結構バリバリでしたので、標準でよかったかもしれません。

何回か洗濯するうちに柔らかくなるかもしれませんけど。

麻布テーラー/パターンオーダーシャツ(3)麻布テーラー/パターンオーダーシャツ(4)

オプションですが、白蝶貝ボタンは思った以上の高級感があり、

映えるので、これは選んで正解。

逆にネーム刺繍は普段見えないところですし、クリーニングに出さず自分で

アイロンを掛けるので、こちらはなくてもよかったかな。

 

【生地について】

う~ん、生地見本が小さかったから想像しにくかったですが、

完成品を見ると思っていたよりも生地が薄くてチープです。

麻布テーラー/パターンオーダーシャツ(5)

これではすぐに裏が透けてしまう。冬は特に防寒面でも厳しいかと。

綿100%であることには間違いないんでしょうけど、価格ほどの質かは大いに疑問。

おそらくパターンオーダーという小ロット対応の価格比重が高く、

生地質にまで予算が回っていない感じ。

もちろん価格のグレードを上げれば、質も上がるのでしょうけど。

「これはちょっと・・・」という残念な結果でした。

 

高いお金を払えばそれなりのモノが手に入るのでしょうが、

今回は費用対効果を重視して、アンダー1万円(しかも5千円ちょっとの価格帯)

で検討してまいりましたで、

フィット感、仕様、生地の質、そのどこかを妥協せざるを得ないわけで。

結果的にどこを一番重視し、どこを妥協するか、これは個性の分かれるところですが、

今回の経験を通じて、個人的には、素材の質を優先することが着ていて一番満足できる、

という一定の結論に達しました。

肌に直接触れるものですから、シャツは素材の質を最優先する、というこの結論も

今回体験してみてわかったこと。いい勉強になりました。

今度は肉厚で上質なコットンをリーズナブルに提供するシャツメーカーを

探すことになるでしょうけど、これはまた先の話。

 

さて、本格的に洗濯物が乾きにくい季節になりました。

アイロンを掛けたいのにまだ衣類が乾かない、

そんな悩ましい日々がもうすぐそこまでやってきているようです。

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