【本】Hanako FOR MEN Vol.10「モテる日本酒。」(マガジンハウスムック)
冬はひと肌日本酒が恋しくなる季節
今日はアルコールの話を少し。
相変わらず普段アルコールを呑む時はビールとウィスキーが中心ですが、時々呑みたくなるのが日本酒。母の故郷、熊谷の銘酒「直実(なおざね)」(権田酒造)を貰っては呑んでいますが、1升あるとそれだけでひと冬もってしまうので、今シーズンは小さめのものを色々と試してみたいな、と。本格的な冬をむかえ、日本酒に関心を寄せていたところに面白そうな雑誌を見つけたので購入してみました。
- Hanako FOR MEN Vol.6「モテる日本酒。」(マガジンハウスムック)
初心者向けの日本酒入門といったところでしょうか。嗜み方から銘柄、酒器に至るまで、丁寧かつ網羅的に紹介されています。下手な入門書よりも役に立つ一冊です。
独りで暖簾を潜り、日本酒を楽しむための心得を紹介。これがとにかく渋い。ちょっとした憧れを抱きます。日本酒の作法、嗜み方、楽しみ方に、男ならきっと「カッコイイ」と思うはず。
でもこっちの方がもっと気になるかな・・・(照)。ワイン好きの女性より日本酒好きの女性の方が断然惹かれます。
さて、こちらには鉄板から希少な名品まで65銘柄をコメント付きで紹介。日本酒には無数の銘柄が存在するので、私などにはチンプンカンプンなのですが、こういうのはありがたいですね。この中から興味を持った銘柄を手始めに入っていくといいかな、と。
酒器も冷酒からお燗まで用途によって様々。酒器にも色々あって見ているだけでワクワクしますね。最近ずっと徳利を探していますが、口がすぼまっていると中が洗えないから不衛生だと、なかなか嫁さんの納得が得られるモノに巡り合えません。
新入社員の頃から上司には「呑むなら純米酒以上だよ」と言われてきましたが、「山廃」「無濾過」「生酒」等、改めて用語の意味を知ると日本酒選びも俄然面白くなります。まずは基礎知識を頭に入れて、あとは実際にお店へ足を運び、飲み比べてみるのが一番なのでしょうね。
私の場合、日本酒が好きというより、日本酒を囲うその場の雰囲気が好きなんだと思います。この冬はビールを離れ、しばし日本酒と向き合いたいと思っています。
2013年12月16日