【投資】着々と進む三井物産(8031)のシェールガス事業とその後のバリューチェーンに期待。

投資・マネー

第95期中間配当をいただきました。

三井物産(8031)は今年に入り初めて投資をし、自身のポートフォリオの中では一番若い株式銘柄となります。比較的配当割合が高く外需関連株である商社銘柄はかねてから投資をしたいと思っていましたが、近年のシェール革命を受けて、シェールオイル・ガス関連に強い三菱商事と三井物産のうち、最終的に三井物産に決めたという背景があります。

そんな三井物産から中間配当金をいただきましたのでご報告します。

【配当金】

 種別   コード   銘  柄   配当金(1株)   配当内容 
日本株式 6370 三井物産 25.0円 中間配当

昨年から配当性向は25%で推移しており、前年の中間配当22円に対し今年の中間配当は25円、通期では43円から51円へ増配の予想です。商社は良くも悪くも配当性向通りきっちり配当されますので、業績如何で上振れも下振れもしますから気を抜かず注視していきたいと思います。

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こちらが株主通信。中間報告にも関わらず内容てんこ盛り。さすがは総合商社、世界中で活躍しているだけにセグメントが多く、注目すべきトピックスも盛りだくさん。読んでいて面白い記事ばかりです。中計ではセグメントごとに増減はありますが、トータルではおおむね順調とのことですので、業績については今回言及しません。

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注目すべきはやはりなんといってもシェールガス関連の記事。4ページに渡って大きく特集されています。

シェール革命とは、シェール層というこれまで採掘不可能とされた奥深い地層に存在するガスやオイルの採掘技術が進歩、シェール層に潜むこれら資源の採掘が可能になったことから、アメリカを中心に商業化が進められています。シェール層には約500年分に相当する資源が眠っているとも言われており、商業化されれば資源問題は大きく改善に向かうものと期待されています。

さらに私見を言えば、シェールオイルは化学製品の原料である石化原料にもなるため、化学業界にとっても恩恵が大きく、個人的には信越化学などアメリカに進出している化学メーカーにとっても大きな利点があると考えています。

また、日本では東日本大震災を受け原発廃止が叫ばれる中、これまでロシアなどから高価なLNG(液化天然ガス)を輸入していますが、アメリカからシェールガス入ってくるようになれば価格も下がり、資源を持たない日本にとっても恩恵は大きいとされています。

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記事には、三井物産はアメリカで採掘利権を次々に獲得しており、このLNGを日本とはじめとするアジアに輸出するほか、同社の化学品事業などへとバリューチェーンを広げていくと書かれています。価値創造の連鎖、夢は大きく広がりますね。LNG輸出事業は2017年からということですのでまだまだ先ではありますが、それまでは保有し続け、ワクワクしながら期待して待ちたいと思います。

シェール革命に目を付けて投資をした銘柄だけに今後の展開が楽しみ。これから時代がどう動くのか、それによって株価もどう動くのか、楽しみながら経過を見守りたいと思います。(太陽光発電関連株のように大コケしなければいいのですが・・・。)

それではまた!

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