谷川の湯「あせび野」に極楽浄土を見た~前編~(伊豆旅行2014)
喧騒とは無縁の贅沢な時間
今回予約したのは中伊豆にある谷川の湯 あせび野というお宿。素朴な佇まいながら清潔感と丁寧なサービスが細部にまで行き届いた素晴らしいお宿でした。
店先で旅館の方のお出迎えを受け、荷物を下して車を停め、さっそく中へ。
(涼しげで趣のある玄関)
夏でもひんやりと涼しげな玄関。入口から静かな空気に包まれ、その佇まいと雰囲気に早くも日頃の喧騒を忘れさせてくれます。そんな入り口を奥に進むと・・・。
(入口の扉でお出迎えのウサギ)
僕らの大好きなウサギどん(仮)も入口でお出迎え。
(解放感あるロビー)
通されたロビーは吹き抜けとなっており、また写真には写っていませんが目の前に川も流れ、写真で見る以上に解放感があります。
14時よりチェックイン可能なのですが、時間より早く着いてしまい、しばらくの間ロビーで待たせていただくことに。
(お茶とお菓子のおもてなし)
部屋の準備ができるまでお茶とお菓子でおもてなし。かりんとうは漢方を練り込んでいるそうで美味しかったです(昼食でお腹いっぱいだったけど・・・)。
(木の蔵は3階の和洋室、布団もOK)
この日のお部屋は「木の蔵」という和洋室のお部屋。和室にはiPadが備えてあり、4つある貸切露天風呂の予約もこの端末から行います。
ちなみに貸切露天風呂の一番人気「山の湯 かざはや」は翌日の朝食前の時間帯が最も人気があるらしく、チェックイン後すぐに予約で埋まっていました。
我々も時間を分散して4つある貸切露天風呂を全て予約。
(各部屋にある専用露天風呂)
で、予約した時間まで専用露天風呂(部屋風呂)で疲れを癒すことに。
お風呂は小さそうに見えますが二人で入っても十分な広さ。すぐそばを流れる川のせせらぎや、鳥や虫の声、風に揺れる木々のざわめきの中、温泉を堪能できます。待ちに待った温泉だけに一気に脱力モードに。
お部屋に源泉かけ流しの温泉が付いているのはやはり嬉しいものです。この解放感抜群の部屋風呂なら大浴場も貸切露天風呂も必要ないくらいの満足度。
余談ですが、この部屋風呂にはアメニティも充実していて、シャンプー・リンス・ボディソープと、すべてMARKS&WEBのボタニカルで揃っている(しかも香りは大好きなユーカリで統一)など、こういう些細な配慮が有難いです。
(湯上りのベランダにて)
貸切露天風呂までの時間をお風呂脇のベランダでしばし涼む。一番贅沢な時間です。
洗面所のお水も温泉らしく飲み水には不向き、と天然水を冷蔵庫で冷やしてくれていました。風呂上がりの冷えた一杯のお水がまた、最高に美味しい(ちゃっかりビールが写っちゃってますけどね!)
このあと夫婦でしばし昼寝(完全な寝落ち)を挟み、怒涛の入浴ラッシュ。せっせと汗をかき、カロリー消費に努め、夕食のためにひたすら空腹を誘うのでした。
つづく。
「あせび野」
静岡県伊豆市湯ヶ島1931-1
TEL 0558-85-1926
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