【BUY】Borsalino(ボルサリーノ)/ALESSANDRIA(フェルトハット)
三顧の礼を尽くしてお出迎え
また随分と間が空いてしまいました。仕事の後の宴席が何日か続くとどうも更新のリズムが狂ってしまいます。ブログもランニングも毎日コツコツ継続することが大切なのですが・・・反省しなければいけません。
さて、この冬のアイテムは大方買い揃えたのですが、最後にもう1つだけ、三顧の礼をもって我が家にお迎えしたものがあります。
(Borsalino/ALESSANDRIA)
Borsalino(ボルサリーノ)のフェルトハットです。モデル名は創業の地を冠した”ALESSANDRIA”(アレッサンドリア)、ボルサリーノのラビットファーフェルト帽の中ではミドルクラスのシリーズとなります。
Mackintosh(マッキントッシュ)のCHRYSTON LONG(フーデッドコート)を購入する際、頭にフード付きコートに中折れ帽子を合わせるイメージがあって、ツバにパイピングが施されたホンブルグハット(ロッピア)など一通り試した結果、ボルサリーノの代表的なこちらの形に落ち着きました。
(サイズ表記は60ですが実際は59程度)
ボルサリーノのフェルトハットは個体差が大きく、皆少しずつサイズが違うのでサイズ表記はあくまで参考値程度。実際に被らないと微妙にフィッティングに差があるため、色選びで悩んでいたこともあって店頭に3度足を運び、ようやく決定しました。
(ブリムは5センチと短め)
ブリム(ツバ)は5センチ。初心者にはそれでも長めに感じますが、慣れてくるほどにより長さのあるブリムの帽子を欲しくなるのだそうです。ブリムを下げて目深に被るとボルサリーノらしい雰囲気が醸し出されて、いやはや何ともカッコイイ。
選んだカラーはパーフェクトブラック(グリーン)という、普段は黒に見え、光の加減で淡くグリーンが浮かび上がるカラーです。
光に当てても白浮きしない落ち着いたカラーなので比較的何にでも合わせやすいですが、もちろんすべてを包括することは難しく、今回はマッキントッシュのトレンチコートとフーデッドコートの2着に合わせることを前提に探しました。
(フーデッドコートに中折れ帽子)
マッキントッシュのコートとボルサリーノの中折れ帽子、頭の中には何となくスナフキン風をイメージして。他にも相性が良ければ御の字・・・くらいの割り切りが簡単にできればいいのですが、そう思えるまでにはかなりの時間を要し、結果的に3度もお店へ通った訳でして・・・。
洋服に合わせやすいネイビーにすべきか、はたまた最初はスタンダードなブラックから入るべきか・・・、色選びは最後まで迷いに迷いましたが、最後は店員さんに「取るモノとりあえず玄関から飛び出して行く時にも被りたくなる方を選ばれるとよろしいですよ」とアドバイスいただき、これが後押しとなって最も気に入っていたこちらのカラーを選択。
散々悩んだ甲斐もあり、フーデッドコートとの相性はバッチリです。
(トレンチコートとの相性もまずまず)
帽子を含めた全体のコーディネートやバランスはもちろん重要ですが、ファッションの中の帽子の位置付けはハズシやアクセントとしてもそれはそれでアリだから、せっかく購入するならバランスを気にするよりもまずは特別お気に入りのモノを、という店員さんの言葉には妙な納得感がありました(もちろんハズシやアクセントなんて自分が計算してできるかどうかは別にして)。
ネイビーやブラックだと決まり過ぎてしまい、三枚目の自分にはちょっと不釣り合いな気がして、ブラウンやグリーンの持ち物も結構多いですし、グリーンぐらいの柔らかい感じの方が自分には性に合っているようです。
いずれは最上級品である”QUALITA SUPERIORE”(クオリティ スーペリオーレ)に辿り着きたいとは思いますが、まずはしっかり帽子を被る習慣をつけてダンディズムの神髄を身に着けていきたいと思います。
それではまた!