取り戻す習慣、捨てる習慣(ランニングとお酒の話)
脱・晩酌を決めたいくつかの理由
ただいま “生活習慣を取り戻そう”キャンペーン中のgohkitiです。
乱れた生活リズムを正し、毎日の当たり前に行っていた習慣を取り戻そうと、靴磨きやらシャツの手洗いやら順番に取り上げてきましたが、ケアすべきはモノだけにあらず。そう、身体。
自分の身体もしっかりメンテナンスしなければ、と週末のたびに天候不順で先延ばしにしていたランニングをいよいよ再開しました。
新しいウェアに身を包み、気分も一新。春の陽気に気分良くランニングをスタート!
(過去の記事)
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(上下チグハグなのはご愛嬌)
・・・と、ランニングを再開したものの、もうね、全然走れなくなってたことにまずビックリ。とにかく身体が重いこと重いこと。
そりゃそうだよね、体重を量ったら、毎日10km走っていた全盛期より3kgも増えているんだもの。
再開に当たって、まずは5km位から再開しようと思って走り出したのに、すぐにヒザも悲鳴を上げたので、初日は大事を取り、3km程で強制終了。
なんとも幸先の悪い初日となりました。
原因はアルコールによる体重増加
体重が増えた原因ははっきりしています。アルコールです、ハイ。
仕事=ストレス=アルコール・・・なんて言い訳がましいですが、調子の良い時はどんなに忙しくてもアルコールを飲まなくても全然平気だったわけですから、飲酒の本当の理由はストレスではない気がします。
考えてみると、仕事だけでなく自分が思い描く理想の生活習慣、サイクルが上手く回らないことが一番大きい。思い通りにいかないと途端に自暴自棄になってしまう、熱しやすく冷めやすい性格にも起因しているようです。
ストレス解消のために走るのに、思ったように走れなくなったことでストレスを感じ、アルコールを飲んでしまうんじゃ、こりゃあ本末転倒です。
維持すべきは体重ではなくモチベーション
最初の綻びはヒザの違和感でしたが、休養の間、「普段走っているのだから多少お酒を飲んでも構わない」という油断が拍車をかけ、ほつれが広がるように生活リズムの乱れに繋がりっていきました。
ヒザを痛めて走れないなら、別に体を動かす方法を考えなければいけなかったのでしょうが、何も策を打たなかったことがすべての失敗だったと感じています。
しかし、何よりもまず一番気にしなければいけなかったのは、モチベーションの維持 なのだと思います。
いかにして気持ちを切らさずに規律正しい日常生活を送り続けるか。
発端は些細なことですが、規律という線が切れた途端にあらゆる習慣もサボりがちになり、すぐに結び直さないとズルズルとなし崩し的になってしまう。
いかにして緊張の糸を切らさないか、例えば複数の動機付けをすることで、1本ではなく2本、3本の糸でテンションを維持するようにする、とか。
高い目標だけではなく手前にたくさんのマイルストーンを設定し、続ける理由とともに進捗を日々確認しながら走ることが大切なのだと感じています。
妥協と惰性で飲くらいならお酒を断つ
お酒も妥協して飲むくらいなら飲まない方が良いと改めて思いました。
最近になりようやく美味しいお酒を知るようになりましたが、飛露喜にせよ新政No.6にせよ、美味いと思ったお酒は自宅ではおいそれとは飲めないし、仮に飲めたとしても飲むべきではない。
(過去の記事)
美味しいお酒を飲むには適所適材の場所で、それ相応の料理と共にいただくモノだと考えるようになり、スーパーの安酒を妥協してまで飲むほどの必要が果たしてあるのか、問いかけてみると適当な答えが見当たりません。
アルコール摂取が続くと肌は荒れて吹き出物も出てくるし、アルコールを飲んだ日はほぼ何もできなくなってしまいますから、お金や時間を取り上げられてしまうことになることも考えると、とても無駄が多い気がします。
生活習慣の取捨選択を実行する
(小都桜が満開)
何より、こんなに気持ちのイイ季節に走れないなんてもったいない。
今後は自宅でも事あるごとに飲んでいたお酒を断ち、外食以外の飲酒を無くしていくことから始め、体重を落としながら徐々に距離を取り戻していこうと思います。
生活習慣の取捨、断捨離、言い方は色々ですが、これまで以上に自分時間が貴重になってくる今、優先すべきは何かをもう一度よく考えないときっとすべてが中途半端に終わってしまう気がして、それが一番不幸なこと。
ランニング再開2日目は何とか5kmを5m30のペースで走ることができました。ヒザを痛めたらまたしばらく走れなくなってしまうので、くれぐれも注意しながら徐々に負荷をかけて走っていこうと思います。
毎日の生活を習慣化してしまうことは変化に乏しく、とてもつまらないものに映りますが、とても大切なモノ。そんな習慣の繰り返しがいずれ大きな差になって表れるものと思い、気持ちを新たにした次第です。
2015年3月23日