【投資】下落相場に備えて銘柄の選択と集中、ポジション調整を実施

投資・マネー

キャッシュは心に余裕を生む

4月はブログを更新をあまりしていませんでしたが、中旬から下旬にかけていくらか株式の売却を行っていました。

米国の景気が想定していたより芳しくないことから、今後、相場が大きく下落することも考慮し、少しキャッシュを多めに持っておこうかと。「Sell in May」とも言いますしね。

投資資金が限られている自分の場合、相場が下落に転じた際に買い支えるにも、保有する銘柄数が多いと身動きが取れなくなってしまうので、いまのうちに身軽になっておこうと銘柄の見直しを行い、結果として3銘柄ほど売却しました。

 

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(3銘柄の売却を実施)

日立建機(6305)は決算が想定よりも悪く、業績見通しも前期は低調、下期で取り返すといった内容だったため、下期がコケればアウト。今後への懸念も多いことから売却を実施。

エクセルエナジー(XEL)は、このところずっと軟調な株価。配当目的ならホールドでもいいのですが、インカムゲインを目的とするには配当利回りは低く、どうも中途半端。そのため追加投資する優先順位としては低くなってしまいます。

ユナイテッドテクノロジーズ(UTX)も、”資本財”銘柄の中では、3M(MMM)、ハネウェル・インターナショナル(HON)と比較して業績の伸び率は低調。ヘリコプター部門のシコルスキー・エアクラフトの売却の話もあり、こちらも追加投資する優先順位は低めです。

 

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(2銘柄を買い増し)

一方で、このところ軟調な2銘柄を追加で購入し、保有割合を高めておきました。

セルジーン(CELG)は4月30日の決算発表後、株価は一段と下げました。すでに高値を掴んでしまっているのでナンピン買いの機会を伺っていましたが、このタイミングで買い増しました。

ハネウェル・インターナショナル(HON)についても過去の平均PERを下回り、割安感が出ていたために追加で購入。

どちらも5月以降さらに株価が下げれば、買い増しを検討したいと思います。

 

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(銘柄数は7銘柄に集約)

3銘柄を減らした結果、株式は合計で7銘柄(自社株式を除く)まで集約。日本株はとうとう2銘柄を残すのみとなりました。

銘柄を再度厳選して絞り込んだ分、株価が下げたら迷いなく買い増しできる気分的な安定感につながっています。

一部買い増しをして保有株数を増やしましたが、基本的にポジションを落とし、キャッシュの割合を高めているので、株価が上げれば嬉しいし、下げても買いのチャンス到来と、どちらに振れても楽しみな状態に。

おかげで心にもだいぶ余裕が生まれました。

「分散とは無知に対するリスク回避だ」というウォーレン・バフェットの名言もありますが、ポジション調整する際に各銘柄を再点検することになり、保有理由や目的を改めて確認するいい機会だったと思っています。

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