【投資】株主還元利回り10%目前!?TOKAIホールディングス(3167)を購入
(photo by Keoni Cabral)
投資ネタ連投で失礼します。
先週のことですが、新たに1銘柄が仕掛けていた指値にヒットし、ポートフォリオに加わりましたので記録したいと思います。
(株主優待目的で初めて購入)
TOKAIホールディングス(3167)は、東海地区でLPガス・石油等を販売するエネルギー事業と、同じく東海地区を中心にブロードバンド等の情報通信事業が2本柱のホールディングス会社であり、その他、ケーブルテレビ関連や水の宅配(アクア)など、生活に関連した事業を幅広く手掛けています。
(TOKAIホールディングスのHPより)
今回の株式購入の目的は、株主優待のアクア商品でして、狙いは年2回の株主優待。中でもAコース「ペットボトル12本(1,800円相当)」がターゲット。株主優待目的での株式購入はこれが初めてとなります。
この他、1株につき年間12円の配当ですから、480円で購入できれば株主優待を含む株主還元利回りは10%にもなります。今回は500円での購入でしたから、株主還元率は9.6%となります。
・・・とまぁ「うるのん『富士の天然水』500mlペットボトル」1ダースが1,800円相当ということですが、店頭価格ではもっと安く販売されているかもしれませんし、水なら代用品もたくさんありますから、あくまでも定価ベースの利回りではありますが。
(嫁さんはウォーターサーバーが欲しいらしい)
今回の株主優待、金額云々は別にして、今回はこの株主優待制度を利用して、半年ごとに送られてくるペットボトルを非常時用の飲料水としてストックしておこうという計画です。
これならいちいち賞味期限を気にすることなく、半年ごとに送られてくるたび、古いモノを入れ替えれていけばいいだけなので、防災用品の定期的な入れ替えも自然とできるようになりいいかなぁと。
栗田工業(6370)を売却した時に名残惜しかったのが、株主優待でもらえた「クリタのうまい水」でして、これに変わるモノとして今回、TOKAIホールディングスを選んだ次第です。
(過去の記事)
先週、堅調だった株価が急落して思いがけず指値にヒットしたのですが、急落の原因は6月9日に発表した円貨建転換社債型新株予約権付社債の発行についてでして、将来的に株主価値の希薄化につながるのではないかという懸念から484円まで売り込まれました。
当初、株主優待を含めた想定利回り10%である480円で指値していたのですが、なかなか到達する気配が無かったために500円に金額を訂正していました。
しかし、まさかこんなに急落するとは思ってもおらず、490円辺りで指値をしておけば良かったかなぁと、早速含み損を抱えてながら思っています。
(CB発行の発表で大きく売り込まれた)
問題は、有利子負債が大きく自己資本比率を高めることを目標としてきた同社が、総額100億円のCB発行を決めたことで、減少傾向にあった有利子負債が再び膨み、自己資本比率も低下してしまうことに対する懸念。
まぁ今回は株主優待目的でたった100株だけですし、今後もタコ配にならず、安定して12円の配当と株主優待を続けてくれる限り売却する予定はないので、しばらくは静かに見守りたいと思います。
これまでずっと「株主優待制度で投資判断はしない」としてきましたが、今年に入り、米国株は成長銘柄に、日本株は高配当銘柄か株主優待銘柄を投資対象にするよう方針転換をしています。
日米の企業業績を比較しても、毎年アップダウンする日本株に比べ、米国株は右肩上がりの企業が多く、EPS(1株利益)の成長を投資判断をしている自分にとって、昨年から日本株離れが急速に進行していました。
米国株に対しては高いROEや安定的なEPS(1株利益)成長を続ける銘柄が多いため、キャピタルゲインを狙う一方、日本株は、安定配当を続ける企業が多いことからNISA口座を利用し、非課税制度を最大限享受するため高配当銘柄に投資をしてインカムゲインを狙おうかと。
(NISA口座でも米国株は買えますが、米国株からの配当金に対して米国現地で課税される10%はしっかり取られるため、完全な非課税にはならないんですよね)
そして日本株独自の株主優待制度についても、これまでは邪道だと思っていましたが、実際に株価下落局面でもスタビライザー機能を果たしていますし、配当と合わせてより多くの恩恵が受けられるならば悪い話ばかりではないな、と思い直しました。
まぁそう思えるまでに相当な時間もかかりましたし、今さらな感もありますが、今回のように家庭に役立つ株主優待制度については積極的に取り入れていこうと思います。
それでは最後に恒例の円グラフによるまとめです。
(日本株の割合はほとんど変化せず)
(「1.ローカル」に該当するもほぼ無風)
投資金額が5万円と超少額なので円グラフについても微動だにしません。株主優待が目的のサテライト投資ですから、ポートフォリオに占める割合は小さい方がいいので、この方がこちらとしても好都合です。
(久しぶりの株主優待銘柄)
今回の購入で株式は合計8銘柄となりました。
必要以上の株主優待は不要ですが、今回のように日頃から必要とする商品を株主優待制度として持つ銘柄については少しずつ取り入れていきたいと思います。
今後、さらに株主優待が必要になった際は、嫁さんと子ども名義で買い増しをしていく方針です。