A.P.C. New Standard/2nd Washはドライクリーニングで・・・その後
デニムをクリーニング出す。有りか、無しか・・・。
A.P.C.(アーペーセー)のNew Standardをクリーニングに出して翌日にはすでに出来上がっていたものの、忙しさにかまけてずっと放置していました。
(過去の記事)
相変わらず稚拙な文章が並ぶこのブログでは写真が無いことには説得力を持たないために、早いトコビフォー・アフターの写真を撮影をしたかったのですが、あいにく写真を撮っている時間もなく、ズルズルと・・・。
(文章だけで楽しませてくれるブログが本当に羨ましい。加藤はいねさんのブログとか、もう最高です)
アフターの写真を取らねばニュースタも履けぬ、なんとも糞詰まりな状況に悶々としつつも、先日やっとこさ時間を作り、なんとか撮影終了。ニュースタを履きながらこれを書いています。
それではジーンズのクリーニング前とクリーニング後を比較してみたいと思います。
【フロント部分】
(以下、写真の比較は上がクリーニング前、下がクリーニング後です)
全体的に白っぽく色抜けしてしまっているような気がします。乾かす時に乾燥機か何かでガンガン回されたのでしょうか。節々が斑に白く映ります。ムムム・・・。
【バックポケット部分】
バックポケット部分の色の陰影が均等にならされている印象。いい具合に自然な色抜けをしていただけに、何となく残念な雰囲気に・・・。
【ハチの巣部分】
ひざ裏も丹念にシワがのばされて、シワが入って生地が薄くなっている部分がクッキリと白くなっています。その分、生地が薄くなったということでしょうか?
【ひざ部分】
ポッコリ出ていたヒザもこの通り、まっすぐにプレスされています。
【裾部分】
ワンロールしてあった部分も丁寧にプレスがされました。
で、ジーンズをクリーニングすることに対する個人的結論のようなもの
(色抜けを避けるためクリーニングしたが・・・)
こうしてみると、クリーニングに出したことで全体的に白く、色が抜けてしまっているように感じます。
クリーニングに出す大前提として、“水洗いによる色抜けを避けるためにクリーニングに出す”という選択をしましたが、溶剤を使ってしっかり洗っている分、クリーニングでも洗浄過程で色は抜けるようです。
水洗いした後のようなゴワゴワ感はありませんが、せっかく入ったシワもピシッと伸びて帰って来て、もちろんクリーニングに出すから想像してはいたものの、実際に目の前にするととても丸くなって帰ってきた印象を受けます。
せっかく自分の身体に馴染んで立体的になって来た造形が崩されてしまったように感じて、ショックとまではいかないまでも、それに近い感覚に陥り、ちょっと残念な気分になりました。
また、クリーニングは溶剤を使って洗う訳ですが、カビ菌などは水洗いでなければ完全には落ちませんので、長いこと洗っていないデニムは真水洗い、もしくは若干のお洒落着洗い用洗剤で洗った方がいいのかもしれません。
ジーンズを洗うとなると意外に面倒臭いので、翌日には仕上がるクリーニング洗いは便利かもしれませんが、やはり人に任せる分、色抜け具合などを確認しながら洗えませんし、その点こだわりを持つ方は避けるべきかもしれません。
(実際にやって学ぶことはたくさん)
ずっと洗わず体に馴染ませながら履き続け、限界のところで自分で手洗いしてゴワゴワした状態からまたスタートする、リジッドから育てる醍醐味を味わえるのはやはり手洗いに尽きるのでしょう。それがわかっただけでも収穫です。
長く現状維持しながら履き続けるために、セカンドウォッシュは色抜けに配慮してクリーニングに出してみた結論。
- クリーニングでも色抜けはしっかりする
- 他人任せなので色々とさじ加減ができない
- 便利な反面、色々と失うものも多い
- やっぱり自己責任で手洗い・水洗いが一番
そんなわけで今回はちょっと残念な結果ではありましたが、後悔をしているわけではありませんので、再び履き倒してニュースタからまた色々と学べればと。いつかは教えていただいた冷凍除菌なども試してみたいですね。
ちなみにジーン時wpクリーニングに出して早3週間余り。その間の不摂生で、久しぶりに履いたニュースタがちょっときつくなってしまったことの方がずっとショックでした。これから必死でダイエットをしなければと、今猛烈に焦っています。
間もなく仕事の繁忙期も峠を超えるので、もうしばらくの辛抱。嗚呼、プチスタが履けるのはいつの日か・・・。