ディプロマットのヒールをコンチネンタルに交換しました
「オールソールしてくれるって言ったのに・・・。」
保有する靴の中でも特に信頼が厚いのがChurch’s(チャーチ)のDiplomat(ディプロマット)。雨の日には必ずと言っていいほどディプロマットに出番が回ってきます。
そんなディプロマットも、これまでハーフラバーを貼った以外はつま先を補修のみで手を加えていませんでしたが、とうとうヒールがダメになりました。
(過去の記事)
(革がベローンってなってる)
トップピースが剥がれてベロベロになっています。ハーフラバーに穴が開いたらラバーソールにオールソールしてやろうと思っていたのですが、先にヒールがダメになってしまいました。
(化粧釘がすべて抜けている)
1本、また1本と抜けていた化粧釘がいつの間にか左側全部抜け落ちていました。化粧釘って単なる飾りだと思っていたのですが・・・違うんですね(恥)。
このタイミングでオールソールすると、この梅雨の最中に少なくても2週間は不在になってしまうため、悩んだ挙句、今回オールソールは見送ることにしました。
外交官「嘘つけ!オールソールする金が惜しくなっただけだろ!」
・・・うっ!バレてる!!(汗)
ま、まぁヒールだけを交換したらまたしばらくはオールソールから遠のきますが、レザーソールの履き心地が好きなので、まだ履けるのにわざわざ変える理由もないですから。
(コンチネンタルソールに交換)
ヒールは今回リッジウェイでもダイナイトでもなくコンチネンタルヒールを選びました。理由はヒールの高さ(厚み)がコンチネンタルソールが一番合っていたから。
コンチネンタルはビブラムよりも耐久性があるとのこと。履き心地は幾分柔らかめで、個人的にはやはりダヴテイルの方が好きですが、雨の日に多用するディプロマットのことを考えると実用面からはやはりラバーソールだと確信しました。
ちなみにカッコ良く飾る金色のロゴは、履いて5分もしないうちに剥げ落ちます(当然か)。
(クリームも入れてリフレッシュ完了)
今回も「安い!上手い!早い!」三拍子揃った銀座三越のリペアコーナーで、30分程度で仕上げてもらいました。雨の日の出番が多い靴なので、この梅雨の時期は特に即日仕上げが大変助かります。
今回はヒール交換で伺いましたが、インソールの小指部分の擦れについても指摘してくれ、追加で革パッチを当ててもらい、薄っすらと浮き出たカビはクリーナーできれいに取り除いてくれたりと、しっかり診断もしてくれるので有難い限り。
(この時期は履いた後にインソールとコバにひと吹きするだけでカビの発生率が全然違ってくる)
(今年の梅雨は長引きそう)
さて、しばらく服飾品からは遠のいていましたが、街ではすでにセールが始まっているんですよね。しばらく足を運んでいないと服飾品にも食指が動かず、居心地の悪さすら感じる始末。
このままでは春夏の買い物はゼロかなぁ。最近は無欲過ぎて幾分老けた気がしており・・・いやはや困ったものです。