【投資】2015年7月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
ギリシャのデフォルト懸念が落ち着いたと思ったら、今度は中国株の急落で今月も何かと出入りの激しかった1ヶ月。
相場も荒れて株価が大きく下落に転じ、「いざ、絶好のチャンス到来!?」「いや、バブル崩壊への序章!?」と様々な思いが交錯しましたが、自分のお財布事情を鑑みると下がるたびに個別銘柄を買い増していては到底資金が足りるわけがありません。
そんなわけで、基本的には個別銘柄は基本的に避けて、投信やETFで相場全体に投資し、アセットアロケーション目標へ近づけるためのリバランスに徹した1ヶ月でした。
そんな7月の状況についてご報告したいと思います。
7月の取引の状況
今月の取引の内容は以下の通りとなっています。
(7月は売買が多かったので、月例の投資信託の積立投資については記載を省略しています。)
商いが多かった7月ですが、端的には新興国株・国内債券・海外債券を補強し、一方で先進国株とJ-RIETを若干処分し、リバランスにまい進した1ヶ月でした。
とりわけ、国内債券クラスについては、これまでインデックスファンドの信託報酬とリターンの関係(「信託報酬差っ引いたらマイナスじゃね?」という懸念)に対し今一つ納得ができていませんでしたが、「DLIBJ公社債オープン」に切り替えることで、自分の中でようやく一応の決着を見ました。
加えて個人向け国債(変動・10年)も積立を開始しています。国内債券クラスは目標値から大きくかい離していますので、最優先で買い増していくのは8月以降も続く予定。
(過去の記事)
一方、新興国株については阿里巴巴集団(アリババグループホールディング・BABA)を購入し、不安定な中国市場の動向を見ながらコツコツ下値を拾って買い増していこうと考えております。
(過去の記事)
7月末のアセットアロケーションの状況
(新興国株・国内債券・先進国債券が増)
リバランス効果で、新興国株・国内債券・先進国債券の各クラスが増加。一方、急速にリバランスを進めた影響で投資余力(現金)がだいぶ目減りしています。
先進国株を適当なタイミングで少しずつ売却をして、不足するアセットクラス充当、しっかりと補強していきたいと思います。
(アリババ購入で「1.ローカル」が増)
株式5分類組み入れ構成比率についてはセルジーン(CELG)をちょびっと売って代わりにアリババ(BABA)を購入したことで、「1.ローカル」が目標とする20%に限りなく近くなっています。
ま、他は相変わらずダメダメですが・・・。
(アリババ購入で「1.IT」が増)
ちなみに株式業種別組み入れ構成比率の分散状況はこんな感じ。
アリババの購入で「1.IT」が若干増加しました。プラ転したセルジーンを一部売却したものの、相変わらず「3.ヘルスケア」が全体の3割以上を占めています。
7月の配当金の状況
7月の配当金の内容は以下の通りとなっています。
(米国株1社、J-REIT1社から配当金)
7月は米国株1社、J-REIT1社からそれぞれ配当金をいただきました。
ナイキ(NKE)については株価が相変わらず好調な一方、スターツプロシード投資法人(8979)についてはJ-REIT全体の急落で含み益はすっ飛びました。J-REITについてはこれでようやく投資できる株価に戻ったと言ったところでしょうか。
J-REITでキャピタルゲインを狙うつもりはないので、スターツPRにはアドバンス・レジデンス投資法人(3269)を見習ってもらい、半年後も安定的な分配金が享受できることを期待したいと思います。
保有銘柄と資産の推移
保有する銘柄と分配金カレンダーは以下の通りです。
(無配株が2銘柄に増えた)
7月の投資により、個別株はアリババの購入で合計9銘柄に増えました。TOKAIホールディングス(3167)は株主優待目的のサテライト投資枠なので、実際は8銘柄を継続的に注視していきます。
懸念はアリババが加わったことで無配銘柄が2銘柄に増えたこと。長期的なキャピタルゲインを狙うとは言え、グロース株が全体の4割を占めており、少々リスクが高いかもしれませんね。
(前月比5%増と順調な推移)
7月の相場は全体的に荒れ気味でしたが、保有する銘柄自体は順調に推移し、前月比5%増となりました。利確などにより6月はだいぶ含み益が減ってきていましたが、再びプラスに転じてホッとしています。
大きな原因としては、セルジーンのプラ転の影響と、6~7月に買い増しした銘柄のいくつかがしっかり値を戻した影響によります。この調子で8月も値を上げてくれれば嬉しいのですが・・・。
7月のトピックス
7月は買い下がって来たセルジーンが自社株買いを発表したり、同業のレセプトスの買収を発表するなど、サプライズが続き、大きくプラスに転じ、ホッと一安心といったところです。
(セルジーンがプラ転に)
今後はこれまでナンピン買いしてきた分を少しずつ切り売りしながら他の銘柄やアセットクラスに振り分けていく予定・・・ですが、何せ値動きが激しいので、思惑通りに事は運びますかどうか。
7月は上下する株価を追いかけるのにいささか疲れてしまった感もあり、8月はしばらく投資とは距離を置こうと思っております。
なにより夏のセールが一段落し、秋冬物がお目見えし始めるこの季節。投資一色ではなく、そろそろ服飾品の物色も始めたいと考えており、資金も少しそちらに回そうかと。
「夏枯れ相場」なんて言われる8月相場、今年はどうなるか変わりませんが、しばらく投資は休暇に入り、夏を満喫しつつ、冬への構想と準備も少しずつ始めていきたいと思っています。
それではまた!
TAGS: 運用報告 | 2015年8月4日