【投資】2016年1月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
2016年の株式市場はまさに波乱の幕開けでした。
大発会から6日続落と、戦後初の記録を作ったのちも株価は下げ続け、昨年までの上昇相場の雰囲気に冷や水を浴びせた形で、投資家の心理を一気にネガティブへとひっくり返しました。
市場全体が弱気に傾く中で、日銀がマイナス金利の導入を発表するというサプライズに相場は大きく動揺。その混乱ぶりを示すように株価は大きく上下に振れて1月の取引を終えました。
そんな動きの激しかった1月、自分は・・・と言えば、下げ続ける株価を横目に、昨年に引き続きリバランスのため投信を買い続ける1ヶ月を過ごしました。
コツコツ種を撒いても嵐で全部飛ばされてしまいそうな気もしますが、リバランスに目途がつかないと資産の地盤が固まらないので、いずれすぐにブレてしまう気がして、個別銘柄を売買して楽しむのは一段落してからだ、と言い聞かせる日々。
そんな訳で、年始早々大荒れだった1月の状況についてご報告したいと思います。
1月の取引の状況
今月の取引の内容は以下の通りとなっています。
(たわらノーロード3銘柄積立開始)
1月のトピックスと言えば、何といっても「たわらノーロード」3銘柄の積立を開始したことでしょうか。
現在の運用の中心はインデックスファンドを使った積立投資ですが、これまでメインだったニッセイインデックスシリーズから、たわらノーロードシリーズ中心の積立へと変更しています。
(過去の記事)
それから、毎月利率が下がる個人向け国債(変動10年)については、とうとう初回利回りが0.17%になりました。
日銀が金融緩和の一環で国債を爆買いしており、流通が少ないことから投資家同士で取り合いになってしまっていることが原因のようですが、もう目をつぶって注文ボタンをクリックしなければいけない状況。
毎月買うようになって7ヶ月が経ちましたが、リバランスの一環とは言えこれは苦行でしょうか。これから日銀のマイナス金利導入の影響も出るでしょうから、これからまたどうなりますやら・・・。
1月末のアセットアロケーションの状況
次に1月末のアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
(前月と大きな変更はなかった)
日本株の下落について取り沙汰されてきましたが、正直なところ日銀のマイナス金利導入の発表のおかげで日本株はほとんど影響がありませんでした。
それよりも気掛かりなのは、保有割合の大きい米国株の行方。毎日米国株の値動きが激しくてちょっと疲れます。
円高と株安のダブルパンチで米国株の資産価値は大きく減少しており、資金に余裕があれば絶好の買い場なのかもしれませんが、キャッシュポジションを多めに取って置きたいので爪を噛んで眺めるのみです。
1月の配当金の状況
1月の配当金の内容は以下の通りとなっています。
(宝印刷から初めての配当金)
今月は、宝印刷(7921)やスターツプロシード投資法人(8979)など、配当利回りの高い銘柄からの配当がありました。
また、購入価格から30%も下落してしまったユニオンパシフィック(UNP)からもしっかり配当金をいただき、最低限の役目を果たしてもらいました。
配当に関しては、入ったら積立に回すといった流れでゆるりと。余談ですが、業績好調なナイキ(NKE)は、昨年1株を2株に分割しています。
保有銘柄と資産の推移
最後に、保有する銘柄と資産の推移は以下の通りです。
(保有銘柄に変更なし)
(再び含み損へ転落)
世界的な株安の影響で、資産は再びマイナスへと転落しました。しかし、正直なところもっと下がっていると思ったので少しホッとしています。
今年は何が起こるかわからない相場環境で、2月の相場に対しても全くもって不透明ではありますが、リスク管理のために組んだアセットアロケーションですから、そんな波が来ても冷静に乗り越えたいものです。
それではまた。
TAGS: 運用報告 | 2016年2月2日