【投資】2016年11月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
米国大統領選は下馬評をひっくり返し、まさかのトランプ氏勝利。
トランプ氏勝利なら経済が大混乱に陥ると言われていたものの、蓋を開けてみれば株価は予想に反して急反発。
悲観論で渦巻いていた世論も、その後の景況感や株式相場が堅調ゆえか、今ではすっかり容認ムードに変わり、人々の気持ちは何とも現金なものだと思う今日この頃(書く言う自分も多分に漏れず)。
Brexitといい今回の米国大統領選といい、世の中何が起こるかわからないなぁと改めて感じた1ヶ月でした。
そんなわけで、大きな相場の転換期となった11月の投資状況についてご報告いたします。
11月の取引の状況
今月の取引の内容は以下のとおりとなっています。
(11月は積立投資のみ)
11月は大きな動きはありませんでしたが、先月購入報告をした米国上場(ADR)のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)はタイミングとしてはまた大失敗でした。
(過去の記事)
購入後は「トランプ・ホップ」の波に乗ることもなく、株価はぐんぐんと下げ続け、たった1ヶ月の間に下げ幅は15%近くになる有様。
自分の投資下手っぷりもここまで来るとあっぱれだなぁと苦笑してしまいますが、「捨てる神あれば拾う神あり」でして、当時の為替は1ドル103円台だったため、ドル高の伸長でマイナス分をそっくり補填してくれたんですよね。
とはいえ、製薬株や金融株を買っていればダブルで恩恵に預かれただけに、何とも複雑な気持ちです。
11月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
(リバランスをして許容範囲に修正)
今月は大きな変動はありませんでしたが、海外債券の割合が落ちたままですので、12月から積立投資の金額を引き上げました。
ドル高の局面ではなかなか米国ETFを直接買いに行く気にはなれず、積立投資で機械的に買いを入れるしかないなぁと。
一時的には1ドル90円台にまで円高が進むと思っていたため、ドル高に反転してしまった今となっては、円高の時にもっとドルに交換しておけばよかったなぁと後悔。
(順位の変動が激しかった11月)
米国大統領選後、株価は全体的に上がりましたが、その中でも特に製薬メーカーのセルジーン(CELG)が1晩で15%近く跳ねました。
その他長らく低迷していたユニオン・パシフィック(UNP)もプラ転し、おかげさまで、前述のABインベブ(BUD)を除くすべての株がマイナスを消し、ホッと肩をなでおろしています。
11月の配当金の状況
配当金の内容は以下のとおりとなっています。
(日米各1銘柄ずつ配当金)
11月は比較的配当は少ないですが、増配し、株価も堅調なTOKAIホールディングス(3167)から期末配当をいただきました。
同時に株主優待の案内も届き、インフルエンザに罹患した際にすっかり消費してしまったミネラルウォーターも近く補充できそうです。
(過去の記事)
保有銘柄と資産の推移
最後に、保有する銘柄と資産の推移は以下の通りです。
資産の推移にもある通り、10月比久しぶりにプラスに転じた資産が、11月には含み益を拡大させ、心にも余裕を与えてくれています。
相場が堅調な時こそ、次の下落局面に備えて何銘柄か売ってキャッシュを作っておくべきだと思っておりますが、今は強気相場のため、利確のタイミングを決めかねています。
とはいえ、来年1月にトランプ氏が大統領就任した後はこの相場も続くとは限りませんので、12月末までに何らかの投資判断を下したいと思っています。
TAGS: 運用報告 | 2016年12月11日