SBI証券の米国株移管手数料全額負担キャンペーンが8月まで延長、申し込みました
一時は見送った米国株の口座移管ですが・・・。
SBI証券の米国貸株サービス「カストック」の利用を検討するに当たり、ちょうど同社が米国株式移管に掛かる手数料を全額負担してくれるキャンペーンを7月末まで実施したこともあり、マネックス証券からの米国株式の移管を検討していました。
現在、米国株式のほとんどはマネックス証券で保管しておりますが、SBI証券が米国株の売買手数料をマネックス証券と同水準まで引き上げたことから、一時はNISA口座も開設しているメイン口座のSBI証券に移して、資産の一元管理を目論んでいました。
ただ、カストックを利用した場合の配当金の取り扱いの違い(配当所得から雑所得になるデメリット)や、証券会社間の取扱銘柄の違いから、全ての米国株式をSBI証券に移管できないことが分かり、移管のメリットも薄く、手間もかかることから見送った経緯があります。
しかし最近になり、米国株の配当金の支払いについて、そのタイミングが証券会社によって違いがあり、SBI証券に比べ、マネックス証券は通知で2営業日、支払日では長くて1週間近くも遅れることが分かり、やはり引き揚げてしまうことに。
SBI証券の場合、SBI FXαや住信SBIネット銀行などを経由すれば、為替交換コストも安く済みますし、買い注文の際は円建て決済もできるので、マネックス証券のようにイチイチ為替交換をするのに手間も時間もかかりませんから、今やSBI証券の方が利便性は高いんですよね。
株価急落で買いのタイミングが訪れても、マネックス証券ですと予めドル建て資金を準備しておかないと機動的に購入できないため、かなり不便ですから。
SBI証券だからでしょうか、マネックス証券から配当通知はいまだ来ず・・・。やはりSBI証券が移管手数料を負担してくれる時にとっととマネックス証券から引き揚げてしまっておけば良かったと後悔。「好評につき8月まで延長」とか発表してくれないかなぁ。 https://t.co/YjLCgL1us1
— gohkiti@いぶし銀杏な生活 (@ibushiginnan) 2017年7月31日
そんな経緯もあり、移管手数料全額負担キャンペーンを8月も延長してくれないかなぁ、と思っていたら、SBI証券のトップページに「好評につき8月まで延長」と願ってもないお知らせが!
早速、マネックス証券に米国株式の移管に関する書類を提出しました。
(「渡りに舟」な告知に小躍り)
株式移管後のカストックについては、配当のある銘柄についてはやはり申し込まない予定ですが、現在無配のアリババ・ホールディングス(BABA)やセルジーン(CELG)についてが、配当の税制を気にすることなく貸し株手数料だけが入ってきますし、デメリットもないため、少なからず恩恵もあります。
残念ながら、現在SBI証券で取り扱いのないアンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)と、ハネウェル・インターナショナル(HON)からスピンオフして25株につき1株割り当てられたアドバンシックス(ASIX)については引き続きマネックスに残します。
(ちなみに、SBI証券では現在、ASIXの取り扱いはないようですが、もしもHONをSBI証券で保管している時にスピンオフしていたら、ASIXの取り扱いはどうなっていたのでしょうか、疑問は残ります・・・。)
今回の移管については、1銘柄につき3,000円の移管手数料がかかりますが、全てSBI証券が負担をしてくれる予定です。ETFも含め9銘柄、8月中に移管を完了し、9月にSBI証券に申請をすれば、10月にキャッシュバックされるとのこと。
これを機に、株式移管完了後は、米国株もSBI証券をメインに運用していく予定です。
2017年8月4日