また新たな年が来る

変わらないこと、無くならないこと
書店に来年の手帳(スケジュール帳)が並び始めると、今年もいよいよ年末に近づいていることを実感します。
30歳を過ぎてからは時間が経つのが日に日に早くなり、そのスピードには驚かされるばかり。
20代は間に合わせの手帳を使い、30代でようやく本格的に手帳探しを始めましたが、試行錯誤の末、この数年は高橋書店のニューダイアリー(No.87)に落ち着いており、2018年もまた、変わらずお世話になります。
(変わらない安心感)
スケジュール帳の使い方は年を追って少しずつ変化していますが、最近ではその日のスケジュール欄を数行残して縦に二分し、午前・午後ごとに予定を書き込みます。例えば「□ 9-10 ○○会議」みたいな感じ。
「9-10」は時間で、冒頭の「□」は、終わったら「✓(チェック)」で消すためのお手製のチェック欄です。
(今年から日誌も兼ねるようにした)
また、残った行には、その日の印象深い出来事を掻い摘んで赤字で記入。仕事や家族のこと、それからその日に感じたことなど、ちょっと振り返って走り書きしておきます。
また、暗号めいた記載も多数。例えば「6K」と書けば、その日に6km走ったという意味。つまりは簡易的な日記・日誌も兼ねています。
以前はスケジュールと日記帳(モレスキンやロディア)を使い分けていた時期もありましたが、2冊を持ち歩くのはやはり重いですし、最近は不便さから、ブレストしたりじっくり考察するときこそ引っ張り出しますが、基本的には止めてしまいました。
(メモ欄にはチケットの半券など)
その日1日が意義ある時間を過ごすことができたかを振り返るためにも、1冊にまとめた方が良いだろうと判断からですが、そのため自分の中でこの手帳の役割は、今まで以上にずっと濃いモノになっています。
日記なんて若い頃は面倒でしたが、毎日があっという間に過ぎていく今となっては、時間が以前よりも貴重に感じ、1日を振り返る作業はその日をどのように過ごしたか確認する大切な作業となりました。
今やニューダイアリーは自分の生活に深く根ざし、溶け込んでいます。
もしもシリーズが廃版にでもなって、他の手帳を探さなければならなくなったとしたら、今の自分にとっては想像以上の支障を来すはずですが、その心配はまずなさそう。
「変わらない」「無くならない」、だからこの手帳を選んだわけですから。
すでにポツリ、ポツリと来年の手帳にスケジュールが埋まり始めています。この手帳のおかげで、年をまたいでもスムースに移行でき、普段どおりに新年のスタートできるでしょう。
だけど今はまだ2017年。次の手帳の出番が来る前に、今年に未練を残さぬよう、精一杯生きよう。2017年はまだ1ヶ月以上もあるのだから。
TAGS: ScheduleBook・高橋手帳・高橋書店 | 2017年11月18日