【投資】新興国株:チャイナモバイル(中国移動:CHL)を新規購入
前回、SBI EXE-iつみたて新興国株式ファンドや楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)の登場により、今や信託報酬が高く映るSBI EXE-i新興国株式ファンドの積立を停止した旨を書きましたが、これまで積み立てた分もこの際処分し、別の商品に乗り換えました。
VWOなどのETFの購入も検討しましたが、結局個別銘柄を購入。購入したのはチャイナモバイル(中国移動、ティッカーシンボル:CHL)です。
チャイナモバイルはもちろん中国市場にも上場してますが、米国株式(ADR)の方で購入しました。配当金を再投資することを考えると、円以外の資産はなるべくドル管理に集中したかったこともあり、また情報も入手しやすいので。
(新興国株のリレー投資)
昨年中国に出張し、携帯電話が日本以上に生活に欠かせないモノになっていることを実感(「何を今さら」って感じもありますが、読んだり聞いたりするのと実際に自分の目で見るのでは印象が全然違いますね)。
広州の地方都市では屋台でさえアリペイ(アリババが展開する決済システム)が当たり前のように使え、中国版Uberの「快的」か「滴滴」ですぐにタクシーを拾い、画像のやり取りは専ら「WeChat」。
町中には携帯電話を扱うお店があちこちに並んでいて、皆暇さえあればスマホをいじっています。
同社は年5%のペースで売上も拡大していますが、今後、IoTの一層の進展や中国の人口増加などで、質的にも量的にもまだ拡大の余地はあると感じて購入。
(「通信」が第3位に上昇)
業種でみれば、ポートフォリオを安定させたい時にうってつけな「通信」株ですし、配当利回りもまずまず。現在のポートフォリオに加えるに相応しい、最適な銘柄だったと感じています。
(5月と8月に権利確定日)
権利落ち日を確認しましたが、年2回偏った時期にあり、配当金額も多少安定性には欠けますが、どの時期をとっても配当利回りは常に3%以上あります。アリババ(BABA)が無配ですから、帳尻を合わせるにも良かったです。
新興国株の投資先が中国に偏っていますが、多少時間は掛かるものの、今後は投資信託の積立で再びバランスを取っていく予定です。
2018年1月6日