【BUY】SusieSvelt(スージースヴェルト)/カテナチオキーケース

小物・アイテム

持ち手がちぎれてしまったTAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)のキーケース。色々考えた末、やはりこの機会に引退をさせ、買い替えることにしました。こんなきっかけでもないと、今後も切り替えるタイミングを逸してしまいそうなので。

馴れ初めのキーケース
あまり革小物は持ち歩かない方ですが、そんな中一番長い付き合いになるのがTAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)のキーケース。かれこれ15年くらい使っているでしょうか。嫁さんと付き合い始めの頃、最初にプレゼントされたのがこのキーケースで、本格的に革靴にのめり込むきっかけになったクリスマスプレゼントの Soffice&Soild よりも先だったように記憶しています。そんな愛着の深いキーケースですが、とうとうジッパーの持ち手の革が切れてしまいました。出掛ける時は常に持ち歩いていたことはもちろんのこと、ランニングの時でさえ...

お財布は春に替えると「財布が張るほどお金が貯まる」と縁起が良いそうですが、お財布ではなくても新年度に革小物を買い替えれば気分も新たにスタートが切れますし、身の回りの携帯品を見直すにもいい機会となりました。

FAROのカードケースと妻に余ったストラップで応急処置されたキーケース

キーケースだけの買い替えだと、まだ使えるので気が引けますが、買い替えを機にカードケースと1つにまとめることで、自分の中でようやく踏ん切りをつけました。

FARO(ファーロ)のカードケースは、コードバンを薄く梳いた革を使った三つ折りモノで、こちらも8年以上使っています。

これに定期券と共通系ポイントカード(Tポイント、Pontaポイント、dポイント)、それにWAONカードなど、合計5枚を収納していました。

使用頻度の高いカードを収納することで、レジでもすぐに出せて便利でしたが、今やポイントカードの多くはアプリでモバイル化されていますから、今回思い切って断捨離することに。

さて、今回購入したのはSusieSvelt(スージースヴェルト)のカテナチオキーケース。実は、現在愛用しているラウンドウォレットもスージースヴェルト製で、当時オボイストさんにご紹介いただき買い求めたモノです。

【BUY】SusieSvelt(スージースヴェルト)/ラウンドウォレット
5年ぶりとなるお財布の買い替え名古屋に工房を構えるSusieSvelt(スージースヴェルト)さんからラウンドウォレットが届きました。オボイストさんが奥様のためにオーダーし、プレゼントされたモノと同じ形の、こちらは既製品となります。 (SusieSvelt/ラウンドウォレット)素材はドイツのタンナー・ワインハイム社のWAPRO LUX(ワープロラックス)を使用。いわゆる型押しレザーです。傷に強いとされるブライドルレザーでも結構目立ってしまった経験を踏まえ、次は型押しにしようと決めていました。一言で「型押し」といっても、...

ワインハイマー社製のワープロラックスは想像以上に傷に強く、上品な表情や手に持った時の質感など、大変素晴らしい素材で、どうせ買い替えるなら同じ素材でキーケースも揃えたいと思い、こちらを注文しました。

今回購入に当たってはスージースヴェルト10周年記念特別価格となっており、色々とタイミングも良く、買い替えの後押しになりました。

新しいキーケースにはカードが1枚入るカードポケットがついており、こちらには定期券だけ忍ばせ、これまでファーロに収納していたカードはアプリを利用することに。これで携帯品を1つ減らすことができます。

ジッパーではなくスナップボタンなのもスマートでイイな、と。ちなみにカテナチオのロゴとベルトはダミーチャームです。

中の金具がシルバーではなくゴールドだと、ウォレットとよりリンクするのですが、外からは見えない部分ですので、さほど気にはなりません。

ウォレットとキーケース、モデルこそ違いますが、素材だけでなく作り手も同じですので統一感があります。

ただ、同じ素材でも芯が入っているウォレットと違い、キーケースは芯が入っていないため、持つとワープロラックスの柔らかさや手の馴染みの良さをよりダイレクトに感じることができます。

革小物は値段も比較的お手頃で選択の幅も広く、常に他人から見られるモノでもないためにその人の性格や個性が出るので、人がどんな小物を携帯しているかを見るのが結構好きなんです。

多様な素材の中からバラエティに富んだ小物を揃えるのも楽しいですが、自分はワープロラックスに寄せる信頼感が高く、長く愛用するためにもこちらをチョイスしました。

今回新たにタッグを組むウォレットとキーケース。この2つから客観的に分析すると、規則性や関連性を重んじる傾向が強く、どこか理屈っぽく封建的、面白味よりも堅実性を重視する保守的な性格が垣間見えます(苦笑)。

さて、これで今後はスマートフォン、ウォレット、キーケースと携帯品は3つとなり、少しだけコンパクトになりました。これから長い付き合いになる新たな相棒、大切にしていこうと思います。

ご本人曰く「10年は持たないが、修理は可能」

後日、この記事のコメント欄でのオボイストさんとのやり取りの中で、「これで10年は余裕で安泰です♪」と書いたところ、鈴木さんから丁寧にご連絡をいただきました。

「金属部分は摩耗により10年の使用には耐えられません。フックの根元は必ずと言ってよいほどダメになるため、そこからカギが欠落する可能性もあります。数年経た際にはご注意ください。」

とのこと。また、こうも書き添えられていました。

「もちろん交換修理は承ります。」

作ったモノへの責任感や職人としての真摯な姿勢を感じることができると共に、修理対応していただけることも確認でき、使用する上で大いに安心感を抱くことができました。

鈴木さん、ありがとうございます!末永く大切に愛用させていただきます!

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